最高の犬とは?ドッグショーに参加する犬について

2019年4月20日
保健所で保護される犬、職業犬としてトレーニングを受ける犬、ドッグショーに参加する犬など、世の中には様々な人生を送る犬がいます。本記事ではドッグショーに参加する犬に焦点を当て、彼/彼女らの生活や犬種、コンテストの特徴について見ていきます。

なぜ人は犬をドッグショーに参加させるのでしょうか。そのモチベーションはどこから来るのでしょう?ペットが大好きだからなのか、それとも別の何かがあるのでしょうか?

ドッグショーに参加する犬:マルチーズ

ドッグショー 犬

マドリードの第80回国際スプリングエキシビションのマドリードペットフェアでは、200種類・4000匹の犬の中から選ばれたマルチーズの「チネチッタ・イアン・サマーホルダー」が優勝しました。

このコンテストは、スペインのロイヤル・ケイナイン・ソサエティ(R.S.C.E)が開催する100×100マドリード・ペット・フェアで開かれます。チネチッタ・イアン・サマーホルダーは、誰もが納得する「His Majesty The King」トロフィーの勝者でした。このイタリア出身の2歳の雄のマルチーズは、トレイナーのハビアー・ゴンザレス・メンディコテとコンテストに出場しました。

また、ヤング・プレゼンターズ・コンペティションで優勝した17歳のマカレナ・ルエーダは、クラフツでR.S.C.E.の代表として出場します。クラフツは、イギリスのバーミンガムで開催される世界で最も大きなドッグショーの1つです。

マカレナの飼っている雌のブリタニー・スパニエルのハダは、生後3か月のときに病気に苦しみ、安楽死させられるところでした。しかしマカレナの家族が訪れ、ハダを引き取ることにしました。

ある人はペットを愛し、お世話し、一緒に遊ぶために動物を飼います。また一方で、ドッグショーに出場させるために犬を育てる人もいます。彼らはいつか優勝することを夢見ており、そして今スペインでは、マルチーズが最高の犬だと多くの人に信じられています。

コンテストに熱狂する人間

コンテストに対する人間の熱狂を別の角度から見てみましょう。そのコンテストへの動機はいいこともありますが、ただのビジネスの為だということもあります。しかしこの議論は、今掘り下げることではないでしょう。

チネチッタ・イアン・サマーホルダーやハダ、また他のどの動物も、コンテストに参加することを気にも留めていません。彼/彼女らが勝ちたいかどうかは全く関係ないのです。

犬からすれば、公園でボールを追いかけまわりたり、庭で日向ぼっこしたり、泥だらけになっている方がよっぽど楽しいでしょう。しかし彼/彼女らは、(優勝できることを祈って)コンテストに出場するために、遊ぶ代わりにグルーミングに多くの時間をかけなければいけません

全ての犬が最高の犬であるべき

ペットを愛する人にとっては、その犬種の評判など全く必要ないことです。ペットがコンテストで評価されるに値する形や美しさ、行動をするかどうかなど問題ではなく、ペットを愛し、お世話し、一緒に遊ぶだけで十分なのです

しかしもちろん、犬をコンテストやドッグショーに参加させる人は、動物への愛情に関係なく、人とは違うパラメーターで動物を判断します。

だからといって、これらのコンテストに出るようなタイプの犬が、虐待にあっているというわけではないということを明記しておかなけらばなりません。

スペインのロイヤル・ケイナイン・ソサエティについて

ドッグショー 犬

1911年に設立されたスペインのロイヤル・ケイナイン・ソサエティは、以下の特徴を持つ純血の犬を保護、推進、そして増やすことを目的としています。

  • 群れの誘導や見張り
  • 護衛
  • 守備
  • レース
  • 仕事
  • 交遊
  • 戦闘
  • 狩猟

しかし今日では、全ての犬種が対象になっています。

さらに、有用性やコンテストのためにスペイン国外の犬種の順化・発展も目的になっています。

R.S.C.Eが、彼らが開催するコンテストに参加する資格があるかどうかに関係なく、全ての犬が楽しい生活を送るための権利があると発言することを願っています。