人間と犬に共通する病気について:ペットも飼い主も健康に

2019年4月21日
人間と犬というのは、どんな病気に罹るかも含めて、全く別の生物だと思っているかもしれません。しかし人間と犬に共通する病気が多くあります。中には動物から人間へ感染する病気もあるため、しっかりとした管理や注意が必要です。

動物を診る獣医師が、人間医学で働く医師と非常によく似た仕事をしているのを見ると、興味深いことが分かります。私たちは、人間と犬に共通する病気を知り、人間と犬のことをより深く知しましょう。

人間と犬に共通する病気

心臓病

人間   犬  共通する病気

犬の心臓は人間とよく似ており、犬もまた不整脈や心臓発作などの問題に苦しむことがあります。より神経質な性格を持つ個体は、他に比べてよりこれらの病気に罹りやすいことも分かっています。

乳がん

乳がんは犬と人間両方に関して、近年世界でもっとも議論されている病気です。しかしこの病気は、犬だけでなくジャガーや虎、アシカ、カンガルー、クジラ、アルパカ、ラマなど他の哺乳類での発症も確認されています。

皮膚と骨のがん

皮膚がんなどの病気も、人間以外の動物で確認されています骨肉腫と呼ばれる種類の骨がんは、よくゴールデンレトリーバーに見つかります。

肥満と糖尿病

犬の肥満は今、発展途上国でとても一般的な症状です。加工食品や運動の欠如によって、多くの犬が肥満や糖尿病に苦しんでいます。

レプトスピラ症

レプトスピラ症は犬と人間両方に影響を及ぼしうる病気です。重要な事実として、この病気は犬から人間へ感染する可能性があります。人間への感染は、水に触れたときもしくは摂取した時に起こります。もし犬がすでに感染していたら、人間が罹るリスクも上がります。

レプトスピラ症は、水の中のバクテリアによって人間と犬に感染します。世界的に広まっている感染病ですが、水を好むバクテリアで、特に暑い気候を持った湿った地域により多くみられます。スペインでは、カタルーニャ、アラゴン、アストゥリアスが、最も影響を受けている地域です。

この感染症のためのワクチンはあるものの、必ずしも効果があるとは限らず、感染した動物から飼い主へと感染することがあります。100%保証されてはいませんが、犬にワクチンを与えることがレプトスピラ症を防ぐための第一歩です。ワクチンは通常生後12か13週間の時に与えられます。

エキノコックス(包虫嚢胞)

近年は、エキノコックスおよびその他の感染症は減少傾向にありますが、それでも子供や女性、エイズ患者が主に感染しています。

ブルセラ症

犬や人間がもっとも罹る病気は、ブルセラ症です。これはミルク、フレッシュチーズ、牛・羊・ヤギの肉を摂取することで感染します。

人間と犬に共通する病気の症状

犬が熱を出していることに気づいたら、適切な処置を受ける為に動物病院へ行くことをおすすめします。もしペットに元気がなく食欲がない様子が見られたら、それが最初の症状です。

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著者:ルアン・スナウダー・フォトグラフィ

自分を守るために、ペットを汚染された(もしくは汚染しているかもしれない)場所で泳がせないようにしましょう。水が溜まっているような田舎や地方のエリアは危険ですもし病気に気づいたら、できるだけ早く獣医に診てもらいましょう。

スペインの研究では、年間300の病気が、犬と猫から人間へ感染していることが分かりました。ブルセラ症は最も拡大している病気で、6000ケースが報告されています。

専門家は、人獣共通感染症が以下の事を引き起こすのを確認しています。

専門家によると、これらの病原菌に必要な環境は改善されてきていると述べています。しかし、ペットも飼い主も健康に過ごせられるように、しっかり健康管理をしましょう。