猫が熱を出したときの見分け方について見てみよう
動物は言葉は使わなくても、怪我をしたり体調が優れないときには自分から訴えることができます。飼い猫が熱を出していることに気が付いてあげるには、病気の症状だけではなく、気分の変化にもよく注意を払っておく必要があります。以下では、猫ちゃんの熱についてご説明します。
うちの猫は熱がある?
猫の体温は通常38℃~39℃で、これよりも高くなれば熱があります。熱の原因には病気やその他の不調が考えられます。
猫の体調や機嫌が悪いときには、体温を測るのが難しいこともあります。そこで、体温計を使わなくても、猫の行動を観察すれば熱の兆候をみつけることができます。
1.隠れる
猫は普段からベッドやテーブルの下に隠れるのが好きですが、熱があるときには、たとえエサやお気に入りのおもちゃがあろうが、そういった場所から何が何でも動かなくなります。場合によっては、入り込んだまま自力で出られなくなるような場所に隠れてしまうこともあります。こういったときには、人間や他の動物との接触を避けるようになります。
2.鳴き声の変化
猫は鳴き声による感情表現が豊かです。熱があるときには、普段の様子とは裏腹にとても静かになってしまう猫ちゃんもいます。また逆に、止まることなく鳴いたり騒いだりし続けることもあります。どちらのケースでも、いつもと様子が違っていればよく注意をしてあげましょう。
3.鼻が乾く
猫ちゃんの体調に異常があるときには、鼻の状態もヒントになります。犬と同じで、健康な猫の鼻は湿り気があります。何か問題があるときには、鼻が乾いていたり、熱をもつこともあります。
4.おとなしくなる
通常、猫は毎日何時間かは眠って過ごします。ですから日中に寝ていること自体は問題ありませんが、元気なときであれば、昼間にもある程度の時間には起きて遊びや食事、家の中をパトロールするなどの活動をしますし、夜にはさらに活発になります。
ところが、熱を出しているときには、寝床から一切動かなくなることがあります。目に炎症を起こしたり、体を少しも動かしたくないような様子になります。元気がなくなり、暗く無関心な状態です。
猫ちゃんがこういった状態に陥っているか確かめるには、おもちゃや音の出るものなど、いつもなら関心を引くようなものを見せてみることです。かばんを揺らして見せたり、お気に入りのボールを転がしてみましょう。いつものように追いかけたり頭を上げたりしないようであれば、体調が悪いのかもしれません。
5.食欲不振
一日の終わりにさらに残っているエサの量を見れば、食欲の有無がわかります。病気の猫はたとえ好物であっても食べるのを避けます。
また、水を飲んでいるかどうかも確認しましょう。熱があるときに水分の補給は特に大切です。少しでも水を飲ませるように努力してください。
6.攻撃的になる
これも何かしら問題があるときの兆候です。特に普段から人懐こくてよく遊ぶ猫ちゃんの場合には明らかでしょう。動物が攻撃的になるのは身を守るためですが、病気のときには些細なことでも安全が脅かされたように感じてしまいます。そのため、噛み付こうとしたり、ひっかいたり、声で威嚇したり、背中を丸めて攻撃的な姿勢を見せるかもしれません。こういった状態の猫は、可能な限りの手段で飼い主との接触を避けようとします。
7.毛づくろいをしなくなる
毛づくろいをしなくなるのも、ペットが体調不良や苦痛を感じているときのわかりやすいサインです。猫にとって毛づくろいはとても重要です。もし猫がいつものように毛並みを整えたり、体を舐めたりしなくなったら。熱やその他の病気を疑いましょう。
8.嘔吐と下痢
ネコ科の動物では、発熱を引き起こす病気は同時に嘔吐や下痢をともなうことがよくあります。トイレや寝床の周囲をよく確認しましょう。元気なときと違い、、トイレの後に砂をかけていないこともあります。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。