猫が中毒になったときの応急処置

2019年4月13日
愛猫が中毒になった時、落ち着いて冷静に症状を判断することが非常に大切です。緊急時に備え、獣医の連絡先を控えておきましょう。

非常に残念ですが、心ない人が動物に毒を盛る事件が近年増えてきています。犬や猫を嫌う人が動物たちに毒を食べさせたというひどい話を耳にした方も多いのではないでしょうか。もし外を歩きまわるのが好きなのであれば、あなたの猫にも起こりうることです。今回は、猫が中毒になった場合の対処法についてご紹介します。

 

猫の中毒の症状

中毒になるとその症状は非常に顕著です。それを判断し猫に適切な治療を施す事は難しくありません。以下に中毒の一般的な症状を挙げます。すべての症状が出るわけではありませんが、もし1つ以上当てはまっていれば、何か異変が起こっているサインです。

猫が中毒になったときの応急処置

これらは最も一般的ですが、他にも症状が現れる可能性があります。

飼い主であるあなたが責任を持ってお世話し、いつもと違う症状が見られる場合は変化に気づいて判断してください。

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猫が中毒になったから何をすればいいか?

症状を診断したらすぐに応急処置を始めましょう。1秒1秒で猫の体に変化が起きるかもしれません。

風通しの良い場所を探す

まず初めに、猫を寒くない風通しの良いところへ連れていくことが大切です。痛みを和らげリラックスさせるには優しい風が吹く場所で休むのが1番です。猫を動かそうとすると噛みついたり傷つけたりする可能性があるので気をつけてください。病気の猫は攻撃的になるので細心の注意を払ってください。

獣医を呼ぶ

獣医に電話して家に来てもらうか、今から獣医へ行くことを告げ、その間に何ができるか尋ねてください。

緊急時に備え獣医の連絡先を控えておくことが大切です。緊急事態の際、ペットの命を救うのに大いに役立つでしょう。

獣医に処方されたもの以外を猫に与えない

猫が毒を誤飲した時によくある間違いです。インターネットで検索したり知り合いに聞くと、必要以上の情報を得て、愛猫に必要のない誤った処置をしてしまうケースがあります。

獣医の指示に従うのが一番です。中毒ペットホットラインを設けている国もありますので、それを利用するのも良いでしょう。

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無理に吐かせない

毒が何であるのか診断することができないのであれば、無理矢理吐かせないでください。毒が胃酸と混ざると、食道や消化器官に深刻なダメージを与える可能性があります。

吐いた猫 猫 中毒 対処法

獣医と連絡がつくまでの間、少し待つことを勧めます。獣医が吐かせるべきかどうか判断してくれるでしょう。

活性炭を利用する

獣医から許可が出たら、活性炭を使ってください。猫の体重1ポンド当たり約1グラムの割合で水と希釈します。混合物は液体状よりも少し固くして、注射器を使って与えてください。

活性炭は体の器官と毒の間に壁を作ります。壁を作ることで毒をこれ以上吸収するのを防ぎます。

常に冷静で落ち着いていることが緊急時において非常に大切です。あなたが心配しているとそれを察知し、猫も不安になってしまいます。あなたが冷静でいれば、猫も落ち着ちつくでしょう。解決策があるので心配しないでください。今回ご紹介したことを覚えておけば、緊急時にもスムーズに対処ができるでしょう。

  • Salgado, B., Monteiro, L., & Rocha, N. (2011). Allium species poisoning in dogs and cats. Journal of Venomous Animals and Toxins Including Tropical Diseases. https://doi.org/10.1109/MCG.2014.62
  • Siqueira, A. de, Cassiano, F. C., & Maioka, P. C. (2011). Cruelty towards domestic cats. Maus-Tratos Contra Gatos Domesticos.