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知っておきたい!犬がハァハァ息を切らせるのはなぜ?

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今日は、そんな素朴な疑問、犬の息切れについて詳しくみていきましょう。
知っておきたい!犬がハァハァ息を切らせるのはなぜ?
最後の更新: 13 11月, 2018

どうして犬はハアハア息を切らせるのでしょうか?息を切らせていても大丈夫なのでしょうか?それとも体のどこかが悪いのでしょうか?ペットがいつもよりも激しく息を切らせている時はどうしたらいいでしょうか?また、犬種によっての違いはあるのでしょうか?

今日は、そんな素朴な疑問、犬の息切れについて詳しくみていきましょう。

犬がハァハァ息を切らせる意味

基本的に、このハァハァという犬の息の仕方は、犬が舌、口、上気道の水分を蒸発させるためにする素早く浅い呼吸です。これによって伍長温度が正常に保たれるのです。

犬と人間では汗のかき方が違う、という点を知っておきましょう。犬はハァハァと激しく息をすることで熱をコントロールし、クールダウンすることができるのです。だからこそ、犬がハァハァと激しく息をするのは夏に多いのです。

こちらもお読みください『ワンちゃんの暑さ対策はどうしたらいい?

 

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このハァハァという呼吸をするにはかなりの力を使っているように思えるかもしれませんが、実際のところはそうではありません。犬の肺や気道が柔軟なのです。

犬の正常な呼吸数は1分間あたり最高40吸入です。ハァハァと息を切らせている時、呼吸数は1分間あたり300吸入にまで上昇します。このような犬の激しい呼吸には、正常な場合と異常な場合の2種類あるということを知っておきましょう。

まず、正常な場合ですが、これは体温が上昇した時に行うもので至って普通のことです。異常な場合は、なんらかの健康問題を抱えているサインでもあるのです。

では、正常なのか異常なのかはどうすればわかるのでしょうか?おかしいと思うべき時は、犬がいつになく過剰に呼吸をしようとしている時です。たとえば、暑くなく、外気温が上昇していないにもかかわらず息を切らせている、呼吸に音がする、呼吸が”荒い”、犬がかなりの力を使って呼吸しようとしている時です。

一方、犬種によってはその鼻面の形から、他の犬種よりも息を切らせやすいタイプの犬もいますブルドッグパグ、ボクサー犬、ボストンテリア(その他の短頭種)などは呼吸がしづらく、息を吸う時に音がするかもしれません。また、このタイプの犬は暑さに弱く、車が苦手かもしれません。

犬が息を切らせる異常なケース

犬の体温と外気温を計ります。その犬の種類も考慮に入れ、何も息を切らせる理由が見当たらないのにハァハァと息を切らせている場合は、危険信号かもしれません。では、息の切らせ方が正常なのかそうではないのかをどうやって知ればいいかみていきましょう。

1.酷暑の前

犬がハァハァと息を切らせる理由の一つに、夏の気温上昇が挙げられます。また、正午近くの数時間、太陽の下にいる時もそうでしょう。犬は体温が上昇すれば、ハァハァと激しく息を切らせ始めるでしょう。

数分たってもその状態が治まらなければ、犬の目をチェックしましょう。目に生気がなくトロンとしている、歯肉が光っている、動悸が早いなどがあれば、もしかすると心臓発作かもしれません。すぐに日陰に運び、冷たい水でクールダウンさせることが大切です。可能であれば、扇風機や冷房をつけてあげましょう。

2. 痛み

犬がハァハァと息を切らせるのは、もしかすると病気からくる不快感や痛みに耐えているからかもしれません。それが、人間の言葉を持たない彼らが私たちに痛みを伝える方法なのです。呼吸の仕方が変わっていないか、特に理由が見当たらないのに突然激しく呼吸しだした時は要注意です!呼吸が荒くなった瞬間、痛みを感じているのかもしれません。このような場合は、すぐに信頼できる獣医に診てもらいましょう。

こちらもお読みください『痛みを感じている愛犬があなたに送るサインとは?』

 

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3. 肥満

実は今、食生活の乱れやエクササイズ不足から肥満となってしまう犬が多いのです。肥満は犬の寿命を短くしてしまい、体温を正常に保つことが難しくなってしまいます。つまり、呼吸が荒くなることにもつながるのです。ちょっとした運動(ボールやおもちゃを追いかけたり階段を上るなど)や、ほんの少し歩いただけなのにハァハァと息を切らせるなら、もしかすると太り過ぎなのかもしれません。この場合は犬の食生活を改善し、毎日散歩に連れて行きましょう。

4. 肺や心臓の病気

犬拡張型心筋症になると、呼吸が荒くなります。また同様に、腹部の拡張、咳、失神、エネルギー喪失、虚弱などの症状も現れるでしょう。

5. ストレスや恐れ

嵐や大晦日の花火などストレスを感じるような状況に陥り、神経質になると、ハァハァと息を切らせることがあります。この場合、犬は普段とは違う行動をとり、室内を行ったり来たりするでしょう。どこかに隠れようとする場合もあります。おしっこやウンチを漏らしてしまうことさえあるかもしれません。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。