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消化器系トラブルの改善に効果的な食べ物

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愛犬が頻繁に下痢や嘔吐をしている場合は、肉と野菜を使った食事療法が効果的です。柔らかい食べ物与えるのも良いでしょう。
消化器系トラブルの改善に効果的な食べ物
最後の更新: 22 2月, 2019

食べ過ぎたり有毒なもの飲み込んでしまった後に、吐いたり下痢をする犬はたくさんいます。かたいドックフードは通常、あまり食欲をそそるものではなく、消化器系の病気を抱えているときは特に消化しにくいです。栄養失調と脱水症状を避けるためにも、柔らかい食事に切り替えてあげてください。

また、食事を変える際はまず獣医に相談してください。獣医に症状を診てもらい、原因を突き止めることが大切です。

今回は、どんな時に、そしてどのように柔らかい食事を与えればいいのかご紹介します。

愛犬に柔らかい食べ物与える時

柔らかい食べ物に切り替える目的は犬が必要とするすべての栄養素をしっかりとり、消化し水分補給ができることです。頻繁に下痢や嘔吐をしているのであればソフトフードは良い選択ですよ。さらに次のような場合にも役立ちます。

  • 食欲低下
  • ドッグフードから自家製の食事への移行期間
  • 消化器系の問題
  • 手術からの回復期間
  • 栄養不良または極度の虚弱
  • がん治療

栄養失調や虚弱の際に与える柔らかい食べ物は栄養不足を補うためにカロリーが高いものにしましょう。オメガ3、6、9脂肪酸のような簡単に消化しやすいタンパク質と良い脂肪を与えて下さい。

 炭水化物を加えても良いですが、ガスや消化器系の問題を引き起こさないように少量に留めてください。

こちらもご参考に:
あなたの愛犬に最適な食事とは?

柔らかく栄養価の高い食事とは?

自家製で栄養価が高く柔らかい食べ物は動物性タンパク質を80%、果物や野菜を20%含むのが理想的です。タンパク質は鶏肉、ウサギ、魚、七面鳥など白身の低脂肪肉が良いでしょう。

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果物や野菜はりんご、かぼちゃ、じゃがいも、にんじん、いちご、桃など消化しやすく繊維が多いものを選んでください。それらを茹でて、同じ水でその他の食べ物も作るのが理想的です。

緑黄色野菜や柑橘類は避けて下さい。消化管に損傷を与える可能性があります。

犬は生肉を好んで食べます。生肉を食べる場合は、自然とその酵素も体の中に取り入れます。しかし、サルモネラ菌や他の病気を防ぐために、与える前に調理をすることをお勧めします。

一般的に香辛料や調味料は使わないでください。ただしターメリックのように消化器系や免疫システムに良いは使用しても良いでしょう。ただ、成犬であっても、60ミリグラム以上のターメリックを与えてはいけません。頻度は週に2から3回に留めておきましょう。

ご存知でしたか?:
愛犬の食事に使えるコツ: 食前と食後にやる事

柔らかい食事の摂取方法

下痢、嘔吐、食欲不振の犬は非常に空腹で、おそらく喉が乾いてるでしょう。食べ過ぎないよう少しずつ与えてください。時間が経つにつれ、量を増やしていきましょう。

1日に何回、1回につきどれくらいの量食べるかは獣医に症状を診断してもらってから決めてもらいましょう。下痢の場合は、通常、柔らかい食べ物を1日に4回から5回食べることを推奨されています。

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少量の食物を与えることで消化管を刺激するのを防ぎます。ゆっくりと普段食べる食事に戻していってください。

下痢や嘔吐がなくなるまで柔らかい食事を与え続けてください。通常、政権であれば2日から3日以内に体調が良くなるはずです。しかし、それは全体的な健康状態によっても異なります。子犬や年をとった犬は、通常の食事に戻す際、細心の注意を必要とします。

プロバイオテックス

下痢や消化器系のトラブルは犬の腸内細菌に影響を与える恐れがあります。食べ物を消化して栄養分を吸収しにくくするだけでなく、免疫システムも弱まってしまいます。

プロバイオティクス食品は腸内細菌を回復させるのに役立つ優れた食品です。最も良い天然元はヨーグルトとケフィアです。しかし取りすぎないように気をつけてください。

消化管の中の良いバクテリアに作用する非消化性微生物ですので、消化器系の問題を抱えているときには非常に効果的です。

問題が何であれ、常に犬に負担がないよう気を使うことが大切です。犬の食事を変更する前には必ず獣医に相談しましょう。


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  • Marks, S. L., & Kather, E. J. (2003). Bacterial-associated diarrhea in the dog: A critical appraisal. Veterinary Clinics of North America – Small Animal Practice. https://doi.org/10.1016/S0195-5616(03)00091-3

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。