こんな効能も!愛犬にもオリーブオイルを
オリーブオイルは地中海料理には欠かせないものです。健康効果も多いことで知られています。しかし、人間だけでなく、ペットにとっても健康的な食材であることを知っている人はあまりいません。特に犬には健康効果抜群なのです!
オリーブオイルの犬への効能
オリーブオイルには抗酸化物質が多く含まれているので、 愛犬に細胞レベルから栄養を与えてくれるのです。それだけでなく、皮膚に良いとされるビタミンEやオメガ3も豊富です。
オリーブオイルの素晴らしいメリットの一つには、一価不飽和脂肪というものがあります。これは、体重を増やすことなく犬の免疫力を高め、健康的に長生きさせてくれるものです。
しかし、オリーブオイルには下剤作用もあるため、適度に摂取されるべき食材ということを忘れないでください。(便秘に悩まされている犬には朗報です)
善玉コレステロール
研究によるとオリーブオイルは善玉コレステロールを増やし、関節や筋肉を強化することが示されています。これらの効能があるため、年齢と共に出現する痛みに悩まされている老犬には優れた食材なのです。
オリーブオイルを餌に混ぜる
与えるオリーブオイルの量は、愛犬のサイズと体重で異なります。摂取量を決める際は、次のガイドラインを参考にしてみてください。
- 小型犬(10kg)は1日小さじ1/2以下のオリーブオイル
- 中型犬(11~30kg)は1日小さじ1以下のオリーブオイル
- 大型犬(30kg以上)は1日大さじ1.5以下のオリーブオイルであれば効能が期待できます
オリーブオイルはドライタイプのドッグフード、家で作っている通常の餌、または市販のウェットドッグフードに混ぜることができます。
また、米粉トーストや穀物で作られたトーストに薄く塗るのもいいでしょう。上記の摂取量以上与えてしまうと酷い下痢になってしまうことがあるので、摂取量はきちんと守りましょう。
長期的なメリット
オリーブオイルの効能は犬の毛がツヤツヤしてくるので比較的すぐに実感できます。
そして、少しずつではありますが、普段から毛並みが良くなってくることが分かると思います。
また、オリーブオイルは乾燥しがちな犬の皮膚の再生力をアップしてくれます。細胞に栄養を与える強力な抗酸化作用があるのです。しかし、犬の皮膚にオリーブオイルを塗るということは、家具や床にオイルが付いてしまうというのが飼い主としては悩ましいところではありますね。
どのようなオイルを使うべき?
愛犬に皮膚のトラブルがあるようならローズヒップオイルが良いでしょう。ローズヒップオイルは犬の皮膚には吸収されやすく、オイルのベトベト感があまり表面に残りません。
また、ローズヒップオイルは再生力と治癒力を非常に高める作用があります。しかし、犬がローズヒップオイルを摂取しないように気を付けましょう。ローズヒップオイルは直接肌に塗るだけです。
確かにオリーブオイルは最も健康的な植物油と一般的に知られています。ただし、使用するオリーブオイルの種類には注意してください。 一番良いのは間違いなくエクストラバージンオイルです。
エクストラバージンオリーブオイルは、機械的処理を施されたオリーブからとれます。つまり、化学物質を使わないのでオリーブオイル本来の効能が期待できます。
便秘解消
健康的な犬は1日1~2回排便をします。もし2日以上排便がないようでしたら、オリーブオイルを使ってみましょう。
オリーブオイルは犬の腸内で「円滑油」の役割を果たし、痛みや薬がなくても詰まってしまった便を出しやすくしてくれるのです。
ひび割れた肉球
犬の肉球は履いたままの靴のようなものです。肉球は丈夫でなくてはいけませんが、硬くなりすぎたりひび割れたりしてしまうこともあります。
こうなってしまったら、約1週間、1日1回、指で患部にオリーブオイルを塗ってあげることで状態は改善してくるでしょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。