カナリアのエサやりの基礎

カナリアのエサやりはシード、穀物、フルーツ、野菜を選ぶだけではなく、何をどのぐらいの量あげる必要があるかを知ることも同じぐらい大切です。同様に、発情期であれば小鳥を育てることや、冬や寒い気候で飼うのかなど考慮しなくてはいけません。
カナリアはペットとして最も人気のある鳥です。飼育種として知られているカナリアは、実は選択交配で作られたため、カナリアは飼育用として生まれてきたと言えるでしょう。では、今回は自宅で行うカナリアのエサやりの基礎をご紹介します。
カナリアの栄養ニーズ
飼育用のカナリアは、カラフルで派手な羽を持つ一連の野生鳥から開発され、17世紀に人間によって作られました。
カナリアのエサにはあらゆる種類の穀物、植物や野菜があります。最も一般的な食べものは次のようなものです。
栄養素の割合でいくと、5割はカナリアシード、2割はニガーシード、3割は他のシードをあげる必要があります。先にお伝えしたフルーツや野菜もビタミン、ミネラル、水分などを多く含むので忘れないようにしましょう。

カナリアのヒナのエサのやり方
どんな種であれ、ヒナの栄養ニーズを満たすことは最も大切なことです。まだ成長過程にあるため、きちんと成長するにはあらゆる栄養素が必要です。上記の通常のエサに加えて、カナリアのヒナは成長するのに栄養の補助が必要です。
母鳥は通常食べ物を口で細かく噛み砕き、口移しでヒナにエサを与えます。このため、母鳥の食事も変える必要があります。オーツ麦、果物や野菜、そして動物性たんぱく質を含むエサを食事に取り入れるには、ゼラチン、ゆで卵、砕いたイカの骨、生きている昆虫を与えましょう。母鳥はこれらを噛み砕き、慎重に口移しでヒナにエサをやります。
発情期の親鳥にしっかりと栄養を与えることは卵の成長にも影響するため重要です。交尾を行ったらすぐに動物性たんぱく質を多く含むような上記の食べ物を与え、卵の殻の正常な発達を促しましょう。
その他の注意
冬や発情期や引っ越しなどのストレスの多い時期には、免疫機能が低下しないようにしっかりと食事をとれていることを確認する必要があります。

- たんぽぽ
- イラクサ
- アルファルファ
- ハコベ
最後に、つぶしたゆで卵とシリアルで作れるペーストを使えば、動物性たんぱく質を多く含む食事を与えることができます。寒い季節に向けて体重が増えやすくなります。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。