小さな女の子をガラガラ蛇から守った犬

2018年5月7日
数えきれない程の子ども達が、犬に愛され、守られている事は間違いのない事実でしょう。

赤ちゃんがいる人なら分かると思いますが、犬は子どもの最高の守護者です。これは、これから紹介するガラガラ蛇に襲われた小さな女の子のお話からも分かります。

モーリー・デルカがガラガラ蛇に襲われた話

モーリー・デルカ(Molly DeLuca)はアメリカ合衆国フロリダ州にあるタンパ(Tampa)という街に住む7歳の女の子。その街は人情に溢れていて、さらに一年を通して晴れの日が多い、そんな気候にも恵まれている土地です。そんな理由からか、タンパ市の家には裏庭がある事が多い、という特徴があります。
庭や裏庭は美しい家には欠かせない条件で、また子ども達にとっては理想的な遊び場です。
しかしモーリーの場合は、裏庭はそんな良いものではありませんでした。彼女はそこでガラガラ蛇に襲われたのです。
ある日、モーリーは裏庭に遊びに出かけることにしました。お母さんはモーリーが裏庭で遊ぶことに何の心配もしていませんでした、フェンスで囲まれている所なので、危険などないと思っていたのです。
事実は小説よりも奇なりと言いますが、幸運なことに、モーリーは2歳の愛犬「ハンス」と庭で遊ぶのが大好きでした。彼は美しいジャーマン・シェパードで、ガラガラ蛇の襲撃事件が起こる2ヶ月前にモーリー一家に引き取られたばかりでした。
モーリーの母親によると、ハンスとモーリーはずっと一緒にいて、まるで姉弟の様な友情で結ばれていたと言います。これこそが、ハンスが人間のモーリーの為、命をかけて戦ったという話が納得できる理由です。
モーリーがハンスと庭で遊んでいた時、ガラガラ蛇が現れました。モーリーを襲う気でした。

ハンスの救出劇

ハンスはモーリーの側を離れませんでした。蛇が彼女を襲う気であることを事前に察知していたのです。自分が受けるかもしれない傷など鑑みず、ハンスは小さな友達を守る為に、躊躇う事なく蛇に立ち向かいました。

蛇は手強く、最初は彼の手には追えませんでした。しかし、ハンスは諦めません。蛇に3回噛まれながらも、彼は蛇が逃げて行くまで戦い続けました。

モーリーは怯えて、すぐにお母さんに助けを求めました。幸運なことにお母さんはハンスがひどい怪我を負っている事に気づき、すぐに動物病院へ連れて行きました。そこで医者に、ハンスの血液中には大量の毒があることを知らされました。

もしこの毒が、主要な臓器にまで達するとハンスは恐らく死ぬことでしょう。娘の命を救ってくれたハンスが死ぬなど、モーリー一家は許しませんでした!そこで彼女らはこの話を広めて、助けを募ることにしたのです。

ハンスに残された希望

すぐに何百人もの人たちが募金に参加してくれて、モーリー一家はハンスが生きる為に必要な解毒治療の費用1万5千ドルを用意する事ができました。

大量の毒がハンスの体内を回り肝臓に大きな損傷がありましたが、なんとかモーリー一家は募金のおかげで彼を治療する事ができ、今は家で順調に回復していっている様です。

これは、動物が私たち人間に愛情、友情、そして忠誠の心を持って接してくれる事を指し示してくれた、そんなお話です。だからこそ、私たちもまた動物を尊敬し、お世話して、平和と愛情のある環境で暮らさせてあげる必要があるのです。

アイキャッチ画像出典: www.diariodemexico.com.mx