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正しいグルーミングを行う方法

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犬をグルーミングするべき第一の理由は、抜けそうな毛や角質層の除去です。
正しいグルーミングを行う方法
最後の更新: 16 11月, 2018

毛が長い犬を飼っている人は、定期的に犬をグルーミングして毛の絡まりや汚れを取り除く必要があるのをご存知でしょう。

そして毛の短い犬も、長毛種ほどではないものの、定期的なグルーミングが必要です。

今回は、愛犬を健康で美しく保つ正しいグルーミング方法をご紹介したいと思います。

犬をグルーミングすべき理由

まず最初に、グルーミングとは犬の毛の手入れや健康維持を指すとをご理解ください。

犬をグルーミングするべき第一の理由は、抜けそうな毛や角質層の除去です。

毎日5分程度のブラッシングを欠かさず、週に1~2回は20分程度、長めのブラッシングをおこなってください。

第二の理由は犬の毛の絡まりなどを予防・除去して犬の見た目を美しく清潔に保つためで、これは犬の健康維持にもかかせません。

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ブラッシング用のブラシは、犬の毛の長さによって異なります。

高級なブラシを買う必要はなく、先端が球状になったブラシを毛の長さに合わせて選ぶことで、犬の皮膚を傷つけることなく、毛を清潔に、そして美しく保ちます。

こちらもご参考に:犬にマッサージをしてあげるメリット

グルーミング方法

ここからはグルーミング方法を段階別にご紹介します。犬のグルーミングは、特に夏の時期に必要になります。

これは暑さ対策と、汚れを取り除くことで、ブラシを使ってマッサージするようにブラッシングを行うと血液の循環を促進します。

さらにブラッシングの時間は、飼い主と愛犬の絆を深める大切な時間です。

こちらもお見逃しなく:愛犬のお世話をする時の3つの重要なポイント

1.洗う前にブラシをかける

犬の毛が乾いている時の方が、毛が絡まっていることが少なく、犬が痛みを感じにくいと考えられています。

ブラシをされた時に少しでも痛みを感じると、犬は逃げてしまい、その後ブラシをしようとしても逃げたり、ひどい時は噛みつこうとするかもしれません。

そのため、犬を洗う前にブラシをかけることで、犬が痛みを感じることなく、毛の絡まりを解消し、角質層を除去する効果が期待できます。

2.グルーミングにかける時間は毛の長さによって異なる

短毛であるダルメシアンと中程度の長毛であるコッカスパニエル、そして長毛のアフガンハウンドでは、ブラッシング、そしてグルーミング全体にかかる時間には大きな差があります。

つまりグルーミングにかかる時間は毛の長さによって異なります。

また毛の長さだけではなく、毛のタイプも考慮に入れることが大切です。

犬の毛質は、大きく分けると「直毛」と「カーリー」に分類され、カーリーは毛玉ができやすいと言われていますが、どちらの毛質でも毎日5分以上ブラシをかけることが推奨されています。

3.子犬の頃からグルーミングの習慣をつける

犬が小さい時から、ゲームや遊びのように楽しくグルーミングを行うことが大切です。

そうすることで、犬もグルーミングを日常生活の一部として捉えて嫌がることなどが少なくなります。

人間と同様、犬も習慣を大切にする生き物です。

4.正しいブラシを選択する

前述したように、毛の長さと毛質に会うブラシを選んでください。

適切なブラシがわからない場合は、獣医師やペットショップ店などで質問をする事をお勧めします。

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犬の毛質に合う、犬の毛と皮膚を傷つけない製品を選ぶことは大切ですが、それ以外にも、飼い主が使いやすい、手にフィットするものを選ぶようにしましょう。

例えば、長毛種用のブラシを短毛種に用いると皮膚を傷つけてしまうことがあるため、専門家のアドバイスを受けましょう。

5.床にタオルを敷く

ブラシは毛の多くを取ることができますが、それでもある程度の毛が床に落ちます。

ベランダや庭などで行うことをお勧めしますが、家の中でブラッシングを行わなくてはいけない場合は、浴室などで行い、あとで掃除をする時のために、床にタオルを敷くことをお勧めします。

メイン画像の提供元:Cati Mayol

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。