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子猫の飼い方を学ぼう!

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子猫を家に連れて帰る前には基本的な子猫のケア方法を身に付け、子猫を迎え入れられるように家の中を準備しておきましょう。
子猫の飼い方を学ぼう!
最後の更新: 01 12月, 2018

毎日、多くの子猫が保護されています。1匹でも複数匹でも保護することは立派なことですが、新しい命を危険にさらさないためにも、子猫の飼い方についての知識は必要です。哺乳類は生後45日間は母乳を飲み、母親に育てられるのが理想的です。こうすることで子猫の免疫力と関節が自然に、そして効率的に発達できるからです。

残念なことに母猫は出産時に死んでしまうか、生き残るために子猫を捨てることが多くあります。最も弱い時期に子猫が捨てられていることはよくあるものです。このような子猫を助けるために時間と資源を惜しみなく捧げる団体があります。子猫を助けたい場合、このような団体で猫ボランティアになることも可能です。

 

子猫を保護するにはどうしたらいい?

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子猫を保護するためには、忍耐力が必要です。子猫の信頼を得られるよう、少しずつ子猫との距離を縮めていきましょう。しかし、生まれたての子猫ではなかなか上手くいかないこともあります。

子猫との接触を最低限にとどめるために手袋をはめましょう。子猫には微生物や不純物が付着している可能性があります。どんなに慎重になっても慎重すぎることはありません。

保護する際は子猫が逃げないように、素早く、かつ丁寧に子猫をケージに入れます。ケージが無い場合、仮のケージとして段ボールを使ってもいいでしょう。

保護ができたら、すぐに動物病院か動物保護施設に連れていきましょう。怪我や病気がないか検査し、必要であれば治療してもらうためです。

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基本的な子猫のケア方法

子猫を家に連れて帰る前には基本的な子猫のケア方法を身に付け、子猫を迎え入れられるように家の中を準備しておきましょう。

1.温度

猫は暖かい気候に向いていて、犬よりも寒さに弱い生き物です。生後数週間は、子猫は自分で体温をコントロールできません。この時期に低体温症や肺の病気にかかる可能性は非常に高いため、暖かい環境にしてあげましょう。

湯たんぽや電気毛布などは体温を調節するのに役立ちます。火傷をしてしまわないように必ず注意してください。また、子猫の生活スペースは乾いていて濡れていない、清潔である、暖かい状態であることなど気を付けてください。

寒い地域では、特に冬の間は、室内の温度に気を付けてください。室内の温度は24℃(75℉)前後に設定しましょう。

2.快適に保つ

しっかりと身体を休めて回復するには、子猫は安心できる環境が必要です。生まれてすぐの子猫はよく眠るため、眠る場所を用意してあげましょう。ふんわりとしたタオルを清潔な箱に入れるという簡易的なものでも大丈夫です。大切なのは子猫が安心できる場所であるということです。

3.衛生面

保護した子猫は、家の中を自由に歩き回らせる前に清潔であることを確認しましょう。こうすることで、子猫はもちろん、あなたの健康もリスクにさらされることはありません。

子猫はまだ弱いため、すぐお風呂にいれるのは避けてください。代わりに湿らせたタオルで拭いてあげましょう。子猫が元気を取り戻して健康になったら、しっかりとお風呂に入れてあげられるようになります。

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4.生理的ニーズ

子猫の週齢や月齢によっては尿路や消化器系を刺激する必要があるかもしれません。生後12週までの子猫は排泄を自力ではできません。通常は母猫がお尻や陰部を舐めることで刺激を与えて排泄を促し、後始末もします。そのため、子猫が餌を食べる前後には排泄物をしっかりと拭き取り清潔な状態にしてあげましょう。これには、あたたかいお湯を含ませたコットンボールやガーゼを使います。この時期が過ぎれば、猫トイレで排泄できるようになります。

5.バランスのとれた餌

生後1ヶ月半までの子猫には市販の猫用ミルクを飲ませてあげることが重要です。与える餌は事前に獣医師に確認しましょう。生後45日からは固形物を食べられるようになります。信頼できる獣医師の指示の元、離乳食から徐々に移行していくのがいいでしょう。

のら猫を増やさないためにも、成猫になったら不妊手術を受けさせましょう。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。