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賢い動物トップ5とは:あなたは知っていましたか?

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世界にはチンパンジーの他にも複雑な問題を解決することのできる哺乳類や鳥、軟体動物などが存在します。
賢い動物トップ5とは:あなたは知っていましたか?
最後の更新: 31 3月, 2019

一番賢い動物は人間だと言われていますが、この機会に私たちが紹介する動物は障害を乗り越えたり、群れの中で生き残ったり、道具を使うなどの面で優れた能力を発揮した動物たちです。

一番賢い動物はだれ?

賢い動物にはたくさんの種類がいて、たとえば霊長類、甲殻類、鳥類、または無脊椎動物にもいます。彼らの認知能力、脳の大きさ、問題解決能力などが取り上げられています。一番賢い動物はだれか、気になりますか?続きをご覧ください。

1.チンパンジー

チンパンジーはヒトにもっとも近く、知能的にもヒトの次に発達した動物です。チンパンジーは食べ物を手に入れるために道具を使ったり、シェルターを作ったりします。群れでエサを探すときにはハンドサインや高度に発達した言語を使ってコミュニケーションをします。また互いにノミなどの寄生虫を取り除くこともあります。さらに以前に学習したことを覚えておくことができます。

チンパンジー(写真は上)はモノを意味と結びつけ、記号を順序だてて用いることもでき、他者と複雑な意思疎通を図ることが可能です。

2.イルカ

この非常に友好的で交流しやすいクジラ目の生き物も、世界でもっとも賢い動物のひとつです。イルカは集団で身を守りより多くの食料を得るために、同種の仲間だけでなく他の海の生き物とも群れを作ることがあります。

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イルカは問題を解決する能力、意思疎通のための複雑な言語、家族が呼び合うための音声などをもち、さらには楽しみのためにセックスすらおこないます。

3.カラス

カラスはよく暗闇や死、恐ろしい物語などと結び付けられがちですが、その他の特徴、たとえばその知性もよく知られています。さまざまな能力がある中でも、この動物は状況によっていくつかのコミュニケーション方法を使い分けます。またカラスは素晴らしい記憶力をもち、他の個体と息の長い関係性を築きます。

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カラスの脳は鳥類の中でももっとも大きい部類に入ります。彼らは音を真似ることができ、優れた感覚をもっています。さらに他の動物に「命令」して利用することもできます。カラスは動物の死骸があるところに狼やコヨーテを呼び寄せて肉を引き裂かせます。これらの肉食動物が肉の分け前に預かった後、カラスもご馳走にありつきます。他にも光るものを盗んで隠すことで知られています。

4.豚

もっとも知性のある動物の一種であると同時に、さまざまな環境に順応するのがもっとも上手な動物でもあります。豚は複雑な社会構造を作り、生後3週間で他の動物と交流し遊ぶことができます。さらに家族の間では強い関係性や情の結びつきを育てます。

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この動物は野生のものでも家畜でも、さまざまな気候や環境下で生き延びられます。豚は地下数メートルの場所に埋まった食べ物を探し出すことができ、行く先々で見つけたものを何でも食べます。

5.タコ

ワールドカップの勝敗を正確に予想して話題になったタコのパウルを覚えている人は、あれはテレビ向けのトリックだったと言うかもしれません。しかし実のところ、タコはさまざまな動物の中でも非常に賢い生き物なのです。

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この生き物は触手で周囲を探り、物体を知覚し、さらに触れたものの質感まで判別します。また過去の経験からエサを探すのに最適な場所を覚えておける、優れた記憶力をもっています。

タコの神経回路はたいへん発達していて高い学習能力を備えていることがいくつもの研究で示されています。さらに容器を開けたり、周囲の環境に合わせて姿を隠したりもできます。

その他の候補としてはゾウ、オランウータン、リス、伝書鳩などがいます。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。