犬が嫌がる7つの行為とは?
人間と犬は長い間共同生活をしてきましたが、今だ犬について理解していない部分がたくさんあります。例えば、犬がどんな行為を嫌うか知っていますか? 今回は犬が嫌がる人間の7つの行動をご紹介します。
犬が嫌がる人間の行動
顔に息を吹きかける
1度ぐらいは犬の顔に息を吹きかけたことがあるのではないでしょうか。犬が頭を振ったり前足で顔を擦ったりするのを見るのは面白くて可愛いものです。けれども、犬にとっては非常に迷惑な行為です。やめてと言ったのに耳に息を吹きかけ続けられたらあなたはどう思いますか?それがまさに犬が感じている気持ちです。どんなに可愛くても面白くても息を吹きかけることはやめましょう。
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ハグ
思わず抱きしめたくなるほど可愛いかもしれませんが、犬はハグされるのを好みません。ハグから逃れようとするのも自然なことです。犬は撫でられたりお腹をかいてもらうのは好きです。けれどもハグされると身動きできず、捕まえられている気分になります。
犬はハグを愛情のサインとは感じていません。ハグをすることで、とらえられているように感じ、抵抗ができなくなり不快に感じるのです。
お風呂
お風呂も犬が嫌う典型的な行動です。バスタオルを持ってきた途端どこかに隠れてしまうかもしれません。お風呂が嫌いな理由はいくつか考えられるでしょう。狭い場所や、石鹸、水、寄生虫駆除の薬品など、それらがお風呂を不快な場所にしてしまいます。残念ながら、どんなに嫌でもお風呂に入るのは避けられません。
リーシュ
犬の行動を制限するリーシュは犬が嫌うものの1つです。リーシュを見せると犬は喜んで飛び跳ねることが多いでしょうからこれは驚くかもしれません。けれども、自由に動くことができないので、実際はリーシュを好む犬は少ないようです。通常、公共の場で犬をコントロールするのに役立ちますが、できるだけ犬が自由に歩き回れるようなリーシュを選んでください。
服
犬をドレスアップする現象は数年前に大流行しました。飼い主は、セレブの真似をしているのか、どんな理由があるかは分かりませんが、犬は服を着ることを嫌います。
犬は人間ではありません。服を必要としない生き物なのです。どうにかして無理やり着せられた服を脱ごうと必死になっている犬がいるのも無理はありません。
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話しかけすぎる
犬は、人間のように扱われて常に話しかけられるのも実は好きではありません。犬が人間から必要としているのは、散歩に行ったり食事を与えたり世話をしてもらうことです。
命令に関しても同じことがいえます。常に命令されたり、はっきりしない命令を犬は嫌います。命令するときは、はっきりしっかりした声で愛情もって1回だけ伝えるようにしましょう。
爪のお手入れ
犬は爪を切ったりお手入れをするのを嫌います。お風呂と同様で、爪の手入れをしようとした途端、犬は逃げ出してしまうかもしれません。もちろん爪のお手入れは健康と衛生の為にも避けることはできません。できるだけ工夫して苦痛を感じないようにお手入れをしてあげると良いでしょう。
今回は犬が嫌がる行為についてご紹介しました。避けられるものもあれば、犬の為にもしなくてはならない行為もあります。どうしても必要なものは、犬ができるだけ不快を感じないような方法で行ってください。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。