動物保護シェルターを支援しよう

動物保護シェルターを支援しよう

最後の更新: 15 9月, 2018

シェルターの存在はとても貴重です。ほとんどの場合ボランティアかつ非営利目的で飼い主に恵まれなかった動物たちの世話をしており、そのためにたくさんの時間・労力・エネルギー・お金を費やしています。

動物が好きな人なら、どうすればこの活動、及びそれを行なう人々、そしてそれが行なわれる場所を支援することができるか考えるでしょう。そこで今回は動物ではなく「動物保護シェルター」をサポートする方法を紹介したいと思います。

シェルターの機能

犬たちフェンス越しに天使の微笑み中

保護シェルターは地元の人たちからの支援があるからこそ成り立っています。まず、行方不明だったペット、捨てられた動物たちの発見は、見つけた人がシェルターに電話・メールで連絡することで知らされます。

するとシェルターからボランティアの人たちが出動して動物たちを保護し、近所の人たちと協力してポスターを貼って回るなどして、飼い主を探すのです。

そしてシェルターでは、保護された動物たちは異常がないか、治療は必要ないかを獣医師に検査されます。また新しく保護されて入ってきた子はその検査結果の如何を問わず、12~18日ほど、そのシェルターに暮らす他の動物たちとは隔離されて過ごします。

その間にワクチン接種、害虫駆除、去勢手術などが施されるでしょう。また、シェルターで働く人たちもその子たちの性格を把握することができ、他の犬・猫たちとの間に起こるトラブルの回避・予防にも繋がります。

支援方法

支援のやり方は一つではありません。ここにいくつか紹介しておきましょう。

  • ひとりだけでいるような動物を見つけたらシェルターに連絡しましょう。首輪がなければ捨てられたのかもしれませんし、首輪が付いているのなら迷ってしまったのかもしれません。ボランティアの人たちが到着するまでその動物がまたどこかに行ってしまわないように気を付けましょう。ポスターを貼ったり新聞やラジオに広告を載せるのを手伝ってほしいと頼まれたら、喜んで手を貸しましょう。彼らの仕事量を減らすことができる、とても良い行いです。
  • 食べ物を送るのも手です。シェルターではたくさんの動物たちが生活しており、全ての動物がちゃんとした食事を与えられなければなりません。お金を寄付したくなくても、ペット用の食べ物を送るだけで彼らの助けになることができるのです。シェルターには様々な種類・年齢の動物がいるため、犬・猫用であるとか子ども用おとな用であるとかを問わず、ペットフードであればどんなものでも喜ばれるでしょう。
犬たちシェルター内で生活中
  • 直接お金を寄付する方法もあります。検診、ワクチン、食べ物、おもちゃ、ブランケット、ベッドなどとにかく色々なものが大量にシェルターには必要です。金額の大小は関係ありません。寄付をすることが、罪なき動物たちを保護するこの心優しい人々を支援することに繋がるのです。検診やペットショップに同行してあなたが経費を支払うということもできますよ。

時間があるなら…

  • あなた自身がボランティアとしてシェルターで働くこともできます。こういった保護シェルターを経営する人たちが財政的な補助を受けることはあまり頻繁ではないため、スケジュールが合うのであれば、あなたの「時間」を提供して、経営者が外出している間など手助けしてあげると良いです。
  • 動物たちはお金だけでなく、「愛情」が必要です。特に虐待を受けていた子や捨てられた子にはなくてはなりません。空いた時間にシェルターを訪れては、一緒に遊び、可愛がり、愛情を与えてあげましょう。散歩に連れて行くこともできます。動物たちもシェルターで働く人たちも喜びますよ。
  • そして「引き取る」ことが一番の支援の方法でしょう。愛情を注いで共に生活することができる余裕があるのであれば、ぜひシェルターから引き取ってあげてください。犬たちもボランティアの人たちもあなたに感謝することでしょう。

最後まで読んでくれてありがとうございます。 あなたの支援はかけがえのないものだということを忘れないでください。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。