かわいい長毛種の猫にぴったりな名前を見てみよう!
新しくペットを飼うとき、どんな名前を付けるかはとても大切です。他の動物に名付けるときと同じく、飼い主は頭を悩ませますね。この記事では参考になる名前をいくつか紹介します。
まずペットの名前を軽く考えてはいけません。飼い猫が自分の名前を聞いて覚えられるように、あまり長すぎないものにしなければなりません。せいぜい3,4文字程度に留めておくのがよいでしょう。
もし長い名前を付けたいのであれば、ニックネームで呼んであげるとよいでしょう。また、猫の名前が他の家族やペット、指示の言葉などと紛らわしくならないようにしなければなりません。
エジプト神話
エジプトでは猫は神聖な生き物として文化に多大な影響を与えてきました。エジプト神話には猫がよく登場します。ですから猫の神様から名前をもらうのは素敵なアイデアです。
- バスト、バステトはどちらも同じ神様の名前で、古代エジプトの家や寺院の守り神です。家で飼われている猫はバストの化身と考えられていたので、特にメスの猫ちゃんにはぴったりな名前です。
- ネコの仲間では他にセクメトというライオンの神様がいます。これも長毛種の猫に似合う名前でしょう。この女神セクメトは戦、復讐、力、癒しをつかさどっています。
北欧神話
北欧神話と猫の繋がりはあまり知られていないかもしれませんが、多くの物語からヴァイキングの人々は猫とともに暮らしていたことがわかります。お宅の猫ちゃんにも北欧風の名前が似合うかもしれません。
- 北欧神話における主要な人物の一人、フレイヤは愛と美の象徴であると同時に、戦士たちの女神でもあります。オーディンのカラスと同じように、フレイヤと猫の親密な関係性が伝えられています。また髪の毛がたいへん長かったという描写もあります。
- フレイヤの乗る戦車を引くのは、ビーグルとトリーグルという長い毛をもつ二匹の巨大な猫です。特にオスの猫にはこのスカンジナビア系の名前を貰うのもいいですね。
アジアの神話
日本や中国、その他のアジアの文化でも猫は身近な存在です。これらの国々に伝わる神話でも、たくさんの猫が登場します。日本に猫の島があるように、アジアで猫はたいへん大切にされています。
- 李寿は中国の守り神で、穀物と豊穣をつかさどる猫の神様です。中国では猫は神様の番人とされています。
- 日本には化け猫の逸話があります。化け猫は神様ではありませんが、姿を変えたり空を飛んだりする力をもっています。
ケルト神話
スコットランドや他の国々で伝えられている物語には妖精の猫、ケット・シーが登場します。ケルトの伝承にも猫との密接な結びつきがあります。
- アイルランドでは、エール神が飼い猫に、魔法の大釜から知恵の贈り物を授けました。また、猫の王であるイルサンは大きな体に白く長い毛をもっていたといいます。どちらも長毛種の猫には良い名前でしょう。
- パンガ・バンは古いアイルランドの詩に登場する白い猫で、ケリドウェンは白い猫に囲まれた姿で描かれる、ウェールズの女神です。お宅の猫が白くて長い毛並みなら、これらの名前がぴったりかもしれません。
ここでご紹介した中に、気に入る名前があったでしょうか?想像力を働かせて自分だけの名前を考えるのも素敵ですね。または、ここに登場した神話の中の猫たちからアイデアを貰ってもいいかもしれません。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。