留守中に愛犬が悪さするのを防ぐ3つのアドバイス

犬はもともと群れで生活していたので、ひとりで留守番するのが得意ではありません。しかし、正しくしつけすることで、留守番中のストレスを軽減できます。
留守中に愛犬が悪さするのを防ぐ3つのアドバイス

最後の更新: 17 11月, 2018

愛犬が子犬ではないのに、留守にしている間に家をめちゃくちゃにした経験はありませんか? 今回は、留守中に愛犬が悪さをするのを防ぐためのヒントをご紹介します。

犬が1匹になった時に悪さをする理由

遊ぶ犬

犬は孤独が好きではありません。犬はもともと群れで生活していた動物なので、一人での留守番はあまり得意ではないのです。しかし、家族である人間は、一般的に毎日仕事をしたり学校へ行ったり、外で何か活動を行っています。

犬が1匹になるといたずらをする理由として考えられるのは、退屈になったり、十分な運動をしていないことが挙げられるでしょう。また、飼い主の不在にストレスを感じたり、不安に思っているのかもしれません。

では、どうすれば、噛んだり、傷つけたり、家の中のありとあらゆる物をめちゃくちゃにするのを防ぐことができるでしょうか?

分離不安などの極端なケースを除いて(その場合はスペシャリストに相談する必要があります。)、役に立ついくつかのアドバイスを本記事でご紹介します。

1.犬を留守番させる前に散歩へ行ったり一緒に遊ぶ

ペットを飼うことは、しっかりと世話をする責任が伴います。あなたが家を出る前に、愛犬を長い散歩へ連れて行くなど、体を動かすことを日課としてください。

理想的には何か一緒にエクササイズをするのが良いでしょう。ボールを投げたり、同様のアクティビティ行ってください。もし家族の一員が散歩に連れて行けない場合は、親戚や友達に頼んでください。もしくは信頼できる散歩代行などの業者にお願いするのも良いでしょう。

散歩やエクササイズをさせることで、愛犬は十分に疲れリラックスすることができます。犬は眠りにつき、あなたがいないことを忘れる、部屋を荒らすことも少なくなります。

2.愛犬におもちゃを与える

犬が昼寝から目を覚ましたとき、魅力的で楽しいおもちゃをいくつか用意しておくことが理想的です。相互にやりとりできるおもちゃはとても良いでしょう。例えば、ご褒美としておやつを分け与えるおもちゃなどがお勧めです。あなたの愛犬の好みに応じて、おもちゃを選んでみてください。

3.明確なルールに従って、犬をしつけする

ペットのしつけは、家族のメンバーが家庭内で良好に共存するために必要不可欠です。ペットの教育を行う場合は、忍耐深く愛情もって行わなければなりませんが、甘やかしてはいけないことを覚えておいてください。

しつけをきちんとすることで、留守の間に家を荒らすのを防ぐことができます。

  • 犬のおもちゃだけ噛むようにしつけましょう。
  • 最初から明確なルールを確立することが大切です。靴や、服などで遊ぶことを許可した場合は、新しい靴や服を犬が台無しにしたとしても叱ることはできません。犬には、新しいか古いかそれらを差別する方法がわからないからです。
  • 「No」は必ず「No」で通してください。家族によってルールが変わってはいけません。あなたのパートナーや、子供が違うことを言えば、犬は混乱してしまうでしょう。そして、命令されてもどう正しく行動すればいいのかわからなくなってしまいます。

その他の方法

ベンチに座る2匹の犬 悪さをするのを防ぐ

長期的な解決策として、犬に遊び相手を作ってあげることも良いでしょう。

家で2匹目のペットを飼う事は必ずしも容易ではありません。愛犬と新しいペットが遊び相手になるまでには長い時間がかかる可能性もあります。

しかし、多くの場合は、いずれかは素晴らしい遊び相手となり楽しい時間を過ごすようになるでしょう。そして、留守の間に家を荒らすこともなくなるでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。