隣人がチェーンに繋がれた犬を救助

普通の人たちが毎日のように素晴らしいことを行い、動物虐待から多くの犬を助けています。
隣人がチェーンに繋がれた犬を救助

最後の更新: 12 9月, 2018

動物に対する虐待に関する事例で、 チェーンに繋がれた犬についての情報が拡散されました。犬は常にマズルをつけられたそうです。幸いにも、隣人が壁を乗り越えチェーンに繋がれた犬を救助しました。

この犬は飼い主によって長い間口輪をはめられチェーンに繋がれていました。そして彼は、その間ひとりぼっちで過ごしていました。実は彼、口部分を粘着テープで塞がれたうえでチェーンに繋がれていたのです。隣人らは幾度となく警察に連絡しましたが、警察は一度も現れませんでした。

近所に住む人たちは、この犬を助けることができないことに苛立ちを覚えていました。そこで、チェーンに繋がれた犬がいる家の隣人たちは自分たちでなんとかしようと立ち上がったのです。壁を乗り越えて家に侵入し、数年に渡り過ごしてきた地獄からこの犬を救助したのです。

チェーンに繋がれた犬の類似事例

犬を救助

似たような例として、ベンジーのケースもあります。ベンジーもまた長年に渡りチェーンに繋がれていて、皮と骨だけのような姿になっていました。今では、誰も彼の事を同じ犬とは思わないほど元の姿を取り戻し、彼の体と心は回復しました。

そんなベンジーは何年もの間チェーンに繋がれていました。でも、今では新しい人生を歩んでいます。そして彼は幸せを噛みしめています。これも彼を救助してくれた人たちのおかげです。彼は「骨と皮」になっていただけではなく、体は傷だらけでした。それは投げつけられた石によってできた傷です。

救助された時、ベンジーは鳴き続けていました。彼を助けた人たちは、彼を落ち着かせようとできる限りのことをしてあげました。 彼が里親を募集する前に、まずは傷を癒してあげなければなりません。そして、体重もできるだけ元に戻す必要があります。それに、彼がまた人間を信頼できるようになること、人間はみな彼が過去に出会ったようなひどい人だけではないということを知ってもらうことが重要でした。

この犬が救助されてから1週間後、彼にはもう友達ができていました。そして、新しい人生に慣れるよういくつかの家に住みました。そしてようやく彼は一生を過ごす家を見つけ、チェーンに繋がれる人生に終わりを告げました。彼は、彼を心から愛してくれる飼い主と彼を家族の一員として迎え入れてくれた優しい犬の兄弟たちに囲まれています。

犬や他の動物に対する虐待をなくすためにあなたができることとは?

  • まず、動物虐待は刑法によって規則が定められており、その規則のもと加担者が罰される犯罪だと言うことを認識してください。さらに、動物虐待は公的犯罪にあてはまります。言い換えると、一般の人でも訴えることができる犯罪だと言うことです。
  • 虐待を訴えるには、事件に関するできるだけ多くの証拠を示す必要があります。これらの証拠は、写真、動画、検死結果、獣医による報告書、証人などが含まれます。
  • また、虐待に関与した加担者について収集できる全ての情報を提出する必要があります。(名前、住所、虐待者に関するその他全ての情報)
  • 動物虐待のケースに対して刑事告訴状を準備・提出することもできます。これによって、訴訟手続きを進めて犯罪者を裁くことが可能です。
  • 調査手続きと虐待に対する法的制裁措置は、その他一般的な犯罪を裁く時と同じ様式になります。 

野良犬・野良猫に関して 

  • 公の場から野良犬を排除/殺処分することができるのは保健所のみです。これは、狂犬病を防止・制御する上で市政機関ではなく保健所にその権限が与えられているからです。
犬を救助
  • 野良の動物の殺処分は、関連施設にて合理的で適切な手段で行わなければなりません。例えば、ストリキニーネの使用に関しては議論を呼んでいます。ストリキニーネの投与は適切な手段とは言えず、死法学的に見ても賛成できるものではありません。
  • 動物の排除・殺処分の手段は法によって決められます。よって、法執行機関や警察にその手段を決定する権利があります。 
  • 家庭で飼える動物の数については、法(衛生機関)が一家庭、一部屋、もしくは公共の場や個人の土地で動物を最大何匹まで保管できるかと言った規定を定めるとしていますが、その規定はいまだ決定していません。 
  • 個人が有する建物の中で飼う動物に関しての規定は法によって決定されます。ですが、地域社会や建物の保有者は、騒音被害、安全規則、もしくは共有の場の使用における規則をもとに規制を行うことができます。
  • 公共医療サービス、市議会、そして市当局が当該者を罰することができます。

このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。