接着剤で体を固められた子犬のパスカルが救助される

2018年12月17日
現在、パスカルはシェルターにいる他の犬たちと遊びたがるほど、健康的な子犬にすっかり戻りました。

悲しいことに、動物虐待についての辛いニュースを見かけることは少なくありません。けれど、この記事で紹介するお話のように、ハッピーエンドのものもあります。この記事では接着剤と泥にまみれ、見捨てられた子犬のパスカルの奇跡のお話をご紹介します。

子犬のパスカル

子犬のパスカル

この好きにならずにはいられない顔をしたかわいらしい子犬は、地獄のような日々を過ごしました。パスカルは体にできた「鎧」によって瀕死状態でした。ある子供の集団がイタズラで体を接着剤で固め、草や泥の中に転がしたのです。

幸いなことに、トルコの「He’Art of Rescue」という非営利団体がパスカルを受け入れ、彼の命を救いました。そして治療中、SNSでパスカルの体調の経過を投稿していました。

パスカルの受けた虐待は想像しがたいものです。なぜ人はこんなにも動物に対して残酷になれるのでしょう?

子犬のパスカルのケガと回復

パスカルは科学熱傷によって皮膚にも大きなダメージを受けていて、皮膚を通して化学物質が体の中、そして血流の中にも入っていました。さらには、接着剤が固まり、体の表面はセメントのように硬くなっていて、体の血液の循環がほぼ滞っている状態でした。

けれどシェルターに着くと、子犬はあまりに怯えていて全ての人間から隠れようとしていました。危険な状態の野良犬を助けることに力を尽くしているこの団体は、YouTubeのチャンネルで耳に壊死まで起こしていたこの「二枚目の皮」を取り除いている様子を紹介していました。とても辛い処置なのでグロテスクな映像ですが、これによってパスカルは回復しました。

けれど、検診後、獣医たちはパスカルがパルボウィルスに感染していると診断しました。その結果、この腸内ウィルスの治療も行わなければなりませんでした。実は、子犬は免疫が未発達でまだウィルスに体が対抗できないため、パルボウィルスは子犬の死に至ることが多いことで知られている病気なのです。

それでも、子犬のパスカルは勇敢な勇者でした。発見から8日後には、とても良い兆しが見られました。彼は自分でご飯を食べていたのです。毛を剃った後、彼は少しずつ回復してきました。

数週間後には、団体はパスカルが奇跡的に全回復したことを発表しました。現在、パスカルはシェルターにいる他の犬たちと遊びたがるほど、健康的な子犬にすっかり戻りました。

回復中のパスカル

タールまみれの三匹の子犬

この恐ろしいお話はコロンビアのカルタヘナで起こりました。体がタールにまみれた三匹の子犬の画像は全国の心を揺さぶりました。一つの写真では、一匹の子犬がカメラを見ているのにあまりにタールがついているため、目も鼻もどこにあるのかわからない様子が映されていました。

このお話の経緯はとてもショックなものでした: 誰かが野原のど真ん中にあるアスファルトの溜め場に子犬を投げ入れたのです。けれどご近所さんの手が入り、ドッグシェルターのおかげで、二匹の子犬は助かりました(残念なことに、三匹目の犬は死んでしまいました)。

ムルシア市のポデモス党の議員のテレサ・サンチェスによると、救助された後彼女自身が子犬をきれいにしてあげるのを手伝ったそうです。タールを取るため、彼女たちは夜通し子犬たちの小さな体を油と食器洗剤とぬるま湯で洗いました。

タールまみれの子犬

数時間後、彼女たちはやっと体についていたものをほとんど洗い流すことに成功しました。それでも、子犬たちの目と肌はとても荒れていました。その上、タールによって肝臓や腎臓が傷ついていないか確認する必要もありました。幸いなことに、子犬たちは現在回復中だそうです。

こんなに残酷なことを経験してもなお、二匹の子犬たちは生きる意志にあふれています。彼らは「チャパ」と「ポテ」という名前で、引き取ってくれる愛にあふれた家族を探している途中だそうです。

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