飼い主を待ち続ける捨て猫

ロシアの小さな村で、捨てられた後も何か月も飼い主を待ち続けている猫が、村人から同情を集めています。
飼い主を待ち続ける捨て猫

最後の更新: 27 9月, 2018

この捨て猫は、旧ソビエト南東に位置するベルゴロドに住んでいて、同国で人気のソーシャルメディア、フコンタクチェで知られるようになりました。

飼い主が近くのアパートに引っ越し、捨てられることになったのがすべての始まりでした。小さな猫は飼い主の車を追いかけることができず、それから猫は毎日飼い主が帰ってくるのを待っています。ベルゴロドの人々はそんな猫に同情し、餌を与えているそうです。

捨て猫と捨て犬の共通点と相違点

人間に忠実で、献身的な生き物は犬だけではありません。一般的な考え方とは異なり、猫もまた飼い主に対して多くの愛情を示し、献身的で、飼い主のために自分を犠牲にすることもあります。

猫は自立した動物で、食べ物は自給自足で確保できますし、閉じ込められるのを嫌がります。だからと言って、飼い主との絆が弱いわけではありません。

猫は、世話をしてくれる人と深い愛情によって結ばれます。そして、猫は愛されるのが大好きです。世話をしてあげればあげるほど、その愛情は強くなるでしょう。

この部分で猫と犬に違いがあります。犬は、たとえひどい飼い主で虐待したとしても愛してくれます。

しかし、猫の愛情はより特別なのです。猫は、世話をしてくれて、食べ物や愛情、そして住まいを与えてくれる人だけに愛情を示します。

捨て猫の強い愛情

猫は時として飼い主にとても強い愛情を抱きます。捨てられた後、飢えて死ぬ猫もいるのです。

猫は勇敢で、自分の命を危険にさらして主人を助けることもあります。また、猫は周囲の状況を見抜く、非常に鋭い知覚感覚を持っています。

忠実な猫

ひとつ屋根の下で一緒に暮らす猫たちは、遊びや、交流、喧嘩、愛情を通して絆を深めていきますが、不思議なことに、猫が最も強い絆を築くのは、人との関係です。猫と飼い主の絆は、猫同士よりも、はるかに強いと言われているのです。

病気の飼い主に見せる愛情

病気の飼い主に見せる絆や誠実さは、死んだ動物のプレゼントにも見ることができます。飼い主が病気になると、猫は忠実に、死んだネズミや、ゴキブリ、鳥などを持ってきて世話をしようとします。嬉しくない贈り物かもしれませんが、猫が愛情を示す方法として評価するべきでしょう。また、常に眠っている病人にずっと寄り添い、体温で温めようとします。動いていないと、時々飼い主近づき、顔の近くに優しく爪を伸ばすことで、飼い主の無事を確かめるそうです。


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