ブエノスアイレスで拾われた野良犬:オリビアとルビオ

ブエノスアイレスで拾われた野良犬:オリビアとルビオ

最後の更新: 07 8月, 2018

これはキャビンアテンダントのオリビアと拾われた野良犬ルビオのストーリーです。すべての真実の愛の物語と同様に、言葉も国境も二人の仲を裂くことはできません。オリビアはドイツに住むキャビンアテンダントです。ルビオはアルゼンチンに住む野良犬です。彼らはオリビアがブエノスアイレスへ仕事へ行った時に出会い、そして今は幸せにドイツの農産地域のフリースランドで一緒に暮らしています。

野良犬とキャビンアテンダントとの出会い

全ては2015年に始まりました。オリビアはアルゼンチンの首都に到着し、プエルトマデロのホテルに滞在しました。彼女はその建物の入り口で、野良犬を見つけたのです。

オリビアはすぐにその犬が好きになりました。犬もオリビアが可愛がってくれるのを喜びました。その翌日、オリビアは散歩へ行く際に、ホテルの入口でまた同じ野良犬を発見しました。オリビアを見つけた犬は、オリビアを追いかけ、二人は長い間一緒に歩きました。

最後に別れる時、オリビアはこのと会うことはもう二度とないだろうと考えていました。まさかその時は、それが「さよなら」ではなく「またね」だとは夢にも思っていませんでした。

永続的で忠実な友達

その後、オリビアはまた仕事でブエノスアイレスへ行くことになりました。同じ野良犬が、同じプエルトマデロのホテルの入り口で彼女を待ち続けているのを見た時の彼女の驚きを想像してみて下さい!

楽しく嬉しい再会の後、キャビンアテンダントのオリビアは動物保護団体に連絡することにしました。彼女はこの野良犬のために家を探してあげようと思ったのです。また、彼女は検診のために犬を獣医に連れて行き予防接種を受けさせました。

保護団体を通じて犬は引き取られましたが、そこから逃げ出してしまいました。その後に個人の家に引き取られましたが、その家庭にはすでに猫がいました。ご存知のように猫と犬が一つ屋根の下に暮らすのは容易ではありません。ドイツから状況を見守っていたオリビアは、この話を聞いて犬を自分で引き取ることに決めました。

野良犬のルビオ:ブエノスアイレスからフリースランドへ

オリビアは保護グループのメンバーに、必要な書類の手続きを手伝うように頼みました。オリビアはルビオが何のトラブルもなくフリースランドまで旅できることを望んでいました。

20日後、ルビオはついにヨーロッパへの長い旅を始めました。フランクフルト空港では、オリビアのボーイフレンドがルビオを歓迎して待っていました。フランクフルトからフリースランドへとルビオの旅は続き、ようやくルビアはオリビアと再会しました。今回は違う場所での再会でしたが、喜びは同じでした。

オリビアとルビオ:いつまでも幸せに

ルビオはオリビアと彼女のボーイフレンド、そして二匹のジャーマンシェパードで構成された家族の新しい一員となりました。オリビアのFacebookブックを見ると、ルビオは花と草の美しい庭で新しい犬の友達と遊び、幸せに満ちた人生を送っているように見えます。

うまくいけば、この物語を聞いた第二のオリビアが、彼ら自身のルビオを見つけることを促すことができるかもしれません。そして、ペットが捨てられたり野良犬が増える悲しい現実をなくすことができるかもしれません。

もしペットを飼いたいなら、どうか犬の里親になるという選択をしてください。

アルゼンチン生まれのルビオ

この話はペットと飼い主の愛が国境を越えていることを証明しましたが、わざわざ地球の反対まで行って里親になる必要はありません。あなたの住んでいる街の街角で、または近くのシェルターで捨てられた犬や他の動物を見つけることができます。多くの見捨てられた動物たちが、2度目のチャンスを掴むために未來の飼い主に会うのを心待ちにしています。

今回お話ししてきたように、もし犬を飼いたいと思っているならば、どうか里親になってください。その選択をあなたは決して後悔しないでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。