面白い見た目をしたワンちゃん:コモンドールについて

2019年1月31日
コモンドールはその特徴的な毛が有名でウォータードッグと混同されがちですが、牧羊犬と一緒に羊を守る番犬として働いていた犬です。

コモンドールは「ラスタファリアン」と呼ばれることもある垂れたモップのような長い毛が特徴です。

かつてコモンドールは羊の群れを守る役目を果たしており、その毛は羊や犬を襲う狼などの歯が体の深くまで入らないように厚く固くなっています。

その毛は様々な機能がありますが、ドレッドヘアのコモンドールをブラッシングするのはとても骨の折れる作業に見えますね。

今回は、そんな美しい犬種であるコモンドールについてご紹介します。詳しく知りたいという方は、是非このままご覧ください。

コモンドールについて

起源と歴史

コモンドールはその特徴的な毛が有名でウォータードッグと混同されがちですが、牧羊犬と一緒に羊を守る番犬として働いていた犬です。

その毛は厚く特徴的ですが、羊の中にいても狼などの害獣に犬と認識されないようにすること、そしてコモンドールを羊と間違えて捕まえても、体までその牙が到達しないようにこのような形になりました。

コモンドールの起源についてはいくつかの説がありますが、最初に現れたのは896年アールパード王子の部族がハンガリーの草原に定住した時だと考えられています。

また、13世紀にモンゴルがハンガリーを征服した時にモンゴル人がコモンドールを持ち込んだと言われていますが、どの説が正しいかははっきりと解明されていません。

コモンドールについて私たちが知っている唯一の事実は、非常に高い能力を持った羊を守る番犬だったということです。

身体的な特徴

大型犬であるコモンドールは、がっしりとした長めの首と大きな頭が特徴的ですが、毛に覆われているため体はあまり見えないでしょう。

コモンドールの身体的特徴

足はまっすぐで、短くて太いです。後ろ足は前足よりもかなり大きいので、侵入者を追跡・攻撃するときに役立ちます。後ろ足で立ち上がり、前足で相手を傷つけることによって侵入者を攻撃すると言われています。

メスは65センチまで、オスは90センチまでに成長し、体重は40~80キロほどになるので、その大きさはなんどグレートデンよりも大きいんです。

「モップドッグ」と呼ばれることもある独自の毛が特徴で、その色はベージュ色や砂のような色もありますが、公式に認められている色は「白」です。

コモンドールが羊の群れを守る時に狼が襲ってくることもありますが、コモンドールのもつれたような毛は狼などの害獣から噛まれた時に怪我を避けるのに役立ちます。

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コモンドール の子犬

性格

他の牧羊犬と同様に、コモンドールの性格は穏やかで、平和を好む、忍耐強い犬種です。

しかし、危険を感じたら素晴らしい番犬に変身し、羊の群れや家族を守るために立ち向かいます。

また、攻撃を仕掛けようとしている狼や熊に対しては足を使って飛び上がることで攻撃を避けます。

飼い主の家族や子供には非常に優しく、そして辛抱強く、人間の家族に対してとても愛情深いのが特徴です。

逆に、見知らぬ人をすぐには信用していないことで知られていますが、知らない人が善意や好意を持っていることを見せると、それを素直に受け入れてくれる愛くるしいワンちゃんです。

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健康とケア

他の人気犬種のような持病や疾患などはありませんが、股関節形成不全や胃の捻転など、大型犬特有の病気を発症するリスクがあります。

また、コモンドールの特徴の一つである毛のケアには特別な注意が必要です。ダニやその他の寄生虫がいないかを確認するために、毛皮の内側まで調べることが大切です。

目と耳は必ず毎日お手入れをする必要がありますし、グルーミングや歯磨きのために、少なくとも月に1回はグルーマーのところに連れて行きましょう。

また獣医師の定期検診も欠かさないように気をつけてください。

今回ご紹介したコモンドールはいかがでしたか?家族の一員として迎え入れたくなったのではないでしょうか?