ワンちゃんの耳掃除をするときのコツ

2018年6月10日

犬の耳は人間の耳よりもずっとデリケートです。ですので、感染症などを防ぎ清潔に保っておく為には、特殊なケアが必要となります。

人間と比べると犬に聴覚はとても鋭く、およそ4から5倍も音に対して敏感だと言われています。

でも、私たちと同じように、犬の耳も放っておくと汚くなっていきます。しかも人間の耳と構造が全然違うので、これからご紹介する耳掃除のコツをしっかり押さえておきましょう。

絶対的な聴力

犬の聴覚は人間が拾うことのできない周波数まで拾うことができます。つまり、人間が聴こえないものも聴くことができるということです。一体なぜなのでしょうか?これには犬の耳の構造に秘密が隠されています。

例えば耳が垂れている犬もいますよね?犬種によって耳の形が違いますので、もちろん聴力にも違いが現れます。端的に言ってこの構造の違いによって聞き取れる周波数が異なってきます。つまり、耳が垂れているコッカースパニエルが聴いている音と、耳がツンとそり立っているハスキー犬が聴いている音は違うということです。

ガーゼで耳を掃除してもらっている犬

こういった構造の違いは、聴力だけでなく健康面にも影響を与えます。例えば、先の例を用いると、コッカースパニエルは成犬期に耳が不自由になりやすい一方で、ハスキーは年齢によって聴力が左右されることはほとんどありません。

でもどんな犬種にでも共通していることがあります。それは、耳は常に清潔に保っておかねばならないということです。犬を飼い始めたばかりの人は、愛犬の耳掃除を忘れてしまいがちなので、この記事を読んで思い出してくれれば幸いです。

愛犬の耳掃除の仕方

愛犬の耳掃除は、少なくとも週に2回は行いましょう。これも、聴力の低下や耳の詰まりなどから愛犬を守る為です。

やり方はとっても簡単です。一般的には過酸化水素と綿棒、そして掃除後に耳を乾かしてあげるための布を使用します。愛犬がすでにトレーニングされていれば良いのですが、そうでない場合は、掃除中あなたに攻撃をしかけて来るかもしれません。

さて、まずは愛犬の犬の外部を見ていきましょう。耳垢や土などの残りカスが付いていないかを確認し、もしあればできる限り取り除いてください。この時、もし寄生虫などを見つけた場合はすぐに獣医師に相談して、対策を練りましょう。

耳を診察されている犬

次は、耳の内部を見ていきましょう。もし内部が薄いピンク色をしていたら健康的な証拠です。過酸化水素やペット用の生理食塩水を浸した綿棒を使って、注意深く丁寧に掃除しましょう。

耳垢等を見つけたら、間違って垢が耳の奥に落ちてしまわないよう、ゆっくり気をつけて取り出してください。また、液体をつけすぎて綿棒からポタポタ垂れていたりしないようにも注意してください。耳の奥に落ちてしまったら、犬が痛がってしまうのです。

掃除が終わったら、コットンやガーゼを使って耳の周りの余分の水分を拭き取りましょう。そして同じ手順でもう片方の耳も掃除してください。全てが終われば、良い子にしていたご褒美をあげるのも忘れないでくださいね。

定期的に耳掃除をしないとどうなるの?

人間と同じように、犬の耳も病気から体を守ってくれる物質を分泌しています。ですが、その物質は耳道に溜まりやすく、入って来る音を遮ってしまうという問題もあります。

もし耳を不衛生のまま放っておくと耳感染症や炎症を起こし、重大な問題につながりかねません。他にも、耳が乾燥して荒れたりもします。

ですので愛犬がまだ子犬の頃から、耳掃除に慣らしていくことが大切です。そして覚えておいてください。体の見える部分だけにこだわらず、耳の中も含む全ての部分を健康に保ってこそ、「健康な体」と言えるのです。