ノミやマダニ対策!犬の外部寄生虫を駆除するヒントとは?

2020年1月9日
ペットを飼うということは、ペットの住む家をさらに清潔にするということが必要です。寄生虫の繁殖を防ぐには、家の隅や暗い狭い場所などに気を付けることが特に大切です。そのような場所にはゴミやホコリが溜まり、寄生虫には都合のいい“隠れ場”になるのです。

ノミやマダニといった外部寄生虫の駆除は、愛犬の健康のためにできる最も重要なことの一つです。そのためにも駆除の製品を知り、どのように使うかを知ることは大切です。大切なペットの健康や環境に害を与えることなく、効果的に駆除できることが最大の目的です。

 

外部寄生虫

外部寄生虫は、野生であろうと家で飼っているペットであろうと、すべての動物に影響を及ぼします。そして、それは哺乳類に特に多いのです。寄生虫は食物を見つけ、外的要因から生き延びることを目的としています。

外部寄生虫は、生きるのに必要な栄養素を血液から得ますが、寄生された動物には深刻な影響を与えます。

最もよく知られているペットの外部寄生虫はノミとダニです。ノミとダニは2つの異なる科に属しています。ノミは節足動物門昆虫綱ノミ目に属し、シラミ、フレボトムス・パパタシ、蚊、ハエなどを含みます。ダニは、ダニ亜網(学名:Acari)に属する節足動物の総称です。

犬のノミ

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痒みの他にも、このような寄生虫は深刻な健康上の問題も引き起こします。さらに、適切な治療を行わないと重篤な病気や状態になる可能性もあります。主に次のようなものです。

  • 痒み、発赤、炎症を伴う皮膚病変
  • ウイルスまたは細菌に対する免疫応答であるアレルギー症状
  • 傷の中で増殖する可能性のある細菌や真菌によって引き起こされる感染
  • リーシュマニア、フィラリア、犬のエールリヒア症などの深刻な病気のキャリア

また、外部寄生虫は人間を含む多くの種にも感染し、感染症の大規模な拡散を引き起こす可能性があるため、重要な人畜共通感染の要因でもあります。

外部寄生虫駆除の実践的アドバイス

1.夏は治療薬を強化する

外部寄生虫は厳しい環境下でも長期間生きていけますが、温暖な気候は寄生虫にとって最適な環境です。そのため、熱帯および亜熱帯の国々では外部寄生虫が一番多いと言われています。ヨーロッパでは夏になると気温が上昇するため増える傾向にあります。

そのため、夏になる前に寄生虫駆除を強化する必要があります。ノミ除け・ダニ除け石鹸をお風呂で使い、散歩するときは虫除け首輪を使うといいでしょう。

2.定期的に虫下しを行う

外部寄生虫駆除で最も大切なことは定期的に駆除を行うということです。駆除薬は一定期間しか効果が持続しないため、効能が薄れてしまうと感染のリスクが上がります。

寄生虫駆除用のピペットやスプレーを少なくとも年に2回は使用することをお勧めします。使用方法は獣医や製造元の方法に従ってください。

3.高品質の製品を選ぶ

使用する製品の品質は、定期的に虫下しを行うのと同じぐらい重要なことです。実際に使う製品、そしてその投与量は獣医に相談するといいでしょう。必ず保健・衛生管理・獣医学を専門にする製造元が承認する製品を使うようにしてください。

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4.愛犬が妊娠中に外部寄生虫駆除を行う

妊娠中の犬には特別なケアが必要です。子犬が感染しないように、生まれる前に駆除を行うことが重要です。獣医に相談することで、この大切な時期に治療を可能にしてくれるでしょう。

5.子犬の外部寄生虫駆除

生後2日で子犬も寄生虫駆除を行うことができます。まだ発達中の体に害がないよう、子犬専用の製品を選ぶことが重要です。

6.衛生を徹底する

ペットを飼うということは、ペットの住む家をさらに清潔にするということが必要です。寄生虫の繁殖を防ぐには、家の隅や暗い狭い場所などに気を付けることが特に大切です。そのような場所にはゴミやホコリが溜まり、寄生虫には都合のいい“隠れ場”になるのです。

犬のお風呂 ノミ ダニ 犬

写真家:Scott Horvath

7.トリミングとブラッシング

寄生虫は薄暗い場所に“隠れて”繁殖することを好むため、フサフサと毛の生えた犬の背中では勢いよく成長します。愛犬は少なくとも年に一度はトリミングし、理想的には夏に行うようにしましょう。

そして、週に1、2回はブラッシングを行う習慣を付けましょう。こうすることで被毛の中で抜けた毛が溜まることを防げます。

トリミングとブラッシングは、健康を害することなく外部寄生虫を駆除するのに重要なポイントです。さらに、毎日の健康と質の高い生活を楽しむのに重要です。

メイン画像の出典元:Jeff Ro