孤独な時間の多いワンちゃんにしてあげられること

もしかしたら、飼い始めた当初は今ほど家を空けるつもりではなかったかもしれません。しかし、止むを得ず愛犬を孤独にお留守番させてしまっている人もいるでしょう。
孤独な時間の多いワンちゃんにしてあげられること

最後の更新: 12 10月, 2018

家で孤独にお留守番することが多いワンちゃんは、凶暴になったり鬱状態に陥ってしまう危険があります。ただ人間には人間の事情もあるので、止むを得ず愛犬を孤独にしてしまっている人たちもいるはずです。ということで、今日はそんなワンちゃんにとってお留守番が少しでも楽しくなるような方法をご紹介いたしましょう。

愛犬を孤独にさせがちですか?

もしかしたら、飼い始めた当初は今ほど家を空けるつもりではなかったかもしれません。しかし、自分を取り巻く環境は変化するものです。止むを得ず愛犬を孤独にお留守番させてしまっている人もいるでしょう。

そもそも、ほとんどの犬はストレスを抱え込むと行動が変わってきます。なので、もし変わった行動が目立つようなら動物病院に連れて行ってあげたほうがよいでしょう。しかし、それ以外にもワンちゃんの孤独を和らげる為にできることはたくさんあります。

誰かに来てもらう

日中に自由時間を持て余してる知り合いはいませんか?もしいるなら、合鍵でも作って空いた時間に来てもらえないか頼んでみてはいかがでしょうか。可能なら散歩に連れて行ってもらえると最高ですが、もし無理なら数分だけ様子を見に行ってもらうだけでも十分です

確かに、これを毎日やってくれるような知り合いは中々いないでしょうが、週に数回だけとかなら大丈夫、という人ならいるかもしれません。そんな人たちにお願いできると、ワンちゃんの孤独は随分と和らぐはずです。

オモチャにバリエーションを

犬は、ことオモチャに関しては非常に飽き性です。もしお留守番のお共に毎日同じオモチャをおいて出かけていると、当然そのオモチャにも飽きてきます。

家でつまらなそうにしている犬

ということで、ワンちゃんを退屈させない為にも、毎日2~3個オモチャをおいて家を出ると良いでしょう。こうすると、一つのオモチャに飽きたら別のオモチャに乗り換える事ができるので、飽き性のワンちゃんも長く楽しめるはずです。ちなみに、Kongというオモチャをまだ試していない方は是非買ってみてください。これは頭の体操にも良いオモチャで、ワンちゃんは中に入っているご褒美の餌をもらおうとして、何時間でも遊んでいられます。

閉じ込められているような気分にさせない

愛犬を一つのお部屋に入れて、その部屋に鍵までかけて外出してしまう飼い主さんもいるようですが、これは犬に「閉じ込められている」感覚を与えてしまうので、あまりオススメしできません。

ですので、家の中で壊れたら困るものは事前にしまっておき、部屋のドアは開けて外出するのがベストです。もしベランダや庭に柵があって外に行けないようになっているのなら、窓を開けて外出しても良いぐらいです。仮にそれは無理でも、カーテンは開けて出るようにしましょう。これにも孤独を和らげる効果があるのです。

音楽をつけて出る

さて、音楽は動物にとって非常に良いもので、今や動物専用の音楽チャンネルやテレビ番組まで存在しているぐらいです。中でもDog TVというチャンネルでは、ワンちゃんは家にいながら他の犬の姿を見れるので、何時間でも楽しんで過ごせます。

ヘッドホンをかぶる犬

また大きな音量で流しておく必要もありません。何かゴニョゴニョ言っている程度でも、音は家中に伝わりますので、ワンちゃんの孤独を和らげる手助けをしてくれます。是非お試しください!

嗅覚を刺激する

犬は何か匂いを嗅いだら、その匂いの正体が何なのかを突き止めるまで嗅ぎ続けます。なので、事前に家のあちこちに食べ物を隠しておけば、ワンちゃんは自ずと探検を楽しめるという寸法です。でも難しくしすぎてはいけません。ダンボールの下とか靴下の中とかに隠しておくぐらいで良いでしょう。きっとワンちゃんも気に入ってくれます!

自分の愛犬の大好物は熟知していますよね。お留守番をしてくれたご褒美ということで、とびきりの大好物を隠してあげましょう。

新たなペットを飼う

愛犬を孤独にさせてしまう、もしそんなライフスタイルが長く続きそうなら、新たにペットを飼うのを考えても良いかもしれません。もちろん犬でも良いですし、ネコやうさぎ、ハムスターなどなど、とにかく愛犬と上手に付き合っていけそうな動物なら、一度選択肢に入れてみてください。

ただその時は、初対面の場を設けるのはあなたの役割となりますので、良いタイミングを見計らってお互いに自己紹介してもらいましょう。それさえうまく行けば、きっと良い友達になり、お留守番の時間もとても楽しいものになることでしょう。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。