犬の様子がヘン?後ろ足の脱力感について

2019年2月7日
後ろ足に生じる問題は必ずしも加齢が原因ではありません。治療法はいくつかありますが、その効果はまだ安定していないのです。現時点では手術が良い結果を示す傾向にあります。

加齢とともに老犬の後ろ足は力を失うことがありますが、これは若い犬にも起こる可能性のある症状で、その原因はいくつかあります。

ここで大切なのはその原因を見つけ、予防方法や進行を遅らせる方法を学ぶことです。

今回は犬の後ろ足の脱力感や衰弱の原因をご紹介するので、一緒にその原因を見つけてみましょう。

後ろ足の脱力感の原因

犬の後ろ足が弱くなり始めたり、麻痺しているような症状が見られる時には主に3つの原因が考えられます。

  • 神経学的原因(対麻痺または急性対麻痺)
  • 整形外科的原因
  • 徴候的な原因(病気の前兆)

麻痺は後端部の脱力から始まりますが一般的には変性性の椎間板ヘルニアであることがあります。

 

この状態はハンセンI型ヘルニア椎間板として知られています。ハンセンIIタイプもあり、それはより慢性的な進行を示し、症状の進行はやや穏やかです。

獣医師と犬

ハンセンI型椎間板ヘルニアは、特にダックスフンド、コッカースパニエル、ビーグル、ペギニーズ、およびシーズーなどに発症しやすいと言われています。

気になることがあればすぐに獣医師の診察を受け、獣医師から神経科の専門医へと紹介されたらすぐに診察を受けてください。

椎間板ヘルニアを治療をせずに放置すればするほど、症状が悪化する傾向があります。

早期に発見すれば手術により症状が良くなる可能性が高まります。

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ハンセンI型椎間板ヘルニア

手術を受けることが賢明かどうか、そして正しい決断かどうかについて本記事ではアドバイスできませんが、手術をするかどうかの決断を下すのに役立つ情報をご提供することはできます。

まず最初に、すべての手術が成功するわけではないことをご理解ください。

これは獣医師に相談する必要がありますが、一般的に手術が効果的だと専門医が判断した場合の成功率は高いと言われています。

繰り返しになりますが、神経科の専門医からのアドバイスに耳を傾け、疑問点はすべて質問しましょう。

ヘルニアを発症していると診断されてもまだ歩くことができ、専門医が椎間板が突き出ているだけだと診断したら、手術を避けることができるケースもあります。

手術避けることができると診断された場合は、ケージ内などでの安静、コルチコイドなどストロイドの投薬、コルセットやギプスによる固定、内服薬を投与を6週間程度行うことになります。

手術を行う場合も、数週間の安静が必要になります。

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後ろ足の脱力感のその他の原因

脊髄損傷は対麻痺または急性対麻痺の主な原因の1つです。

原因が脊髄損傷の場合は、直ちに獣医師の診察を受けてください。

この場合、手術は症状からの回復に最も最善の選択肢かもしれませんが、必ず医師の診察を受けて決定を下しましょう。

骨のレントゲン 老犬 後ろ足 脱力感

手術を受けないという選択肢もありますが、椎間板に微小の骨折が生じ、一般的にさらに症状が悪化すると言われています。

また、血管系の健康問題や脊髄に影響を与える感染症や、後ろ足の脱力または対麻痺を引き起こす可能性があります。

あまり知られていませんが、犬ジステンパーのような一般的な病気が犬の後ろ足の脱力を引き起こす可能性があります。

犬ジステンパーには様々な兆候があるため、すぐに識別するのが難しい場合がありますが、症状には後ろ足の脱力感があることを覚えておきましょう。

3ヶ月から6ヶ月の間の子犬は犬ジステンバーへの抵抗力が最も弱いと言われていますが、老犬も感染する可能性があることを忘れてはいけません。

犬ジステンバーで命を落とすこともあるため、予防接種を欠かさず、万が一発症した場合は他の犬との接触を避けてください。