愛犬の涙管をきれいにしてあげる方法
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最後の更新: 18 7月, 2018
毛色に関わらず、どんな犬でも目の下が茶色く変色していますよね。白い犬の場合は、涙管の下が赤茶色っぽくなっています。そして、どんなに頑張って犬をお風呂に入れても、これが取れないんですよね。
犬の涙管の茶色っぽい変色の原因は?
毛色が濃い犬や大型犬より、白い犬や小型犬の方が涙やけは目立ちます。けれどその前に、一つだけ言っておきましょう。これはまったく深刻な問題ではありません。
この赤茶色または茶色っぽい変色は涙が原因です。涙には、鉄やマグネシウムなど、空気に触れると簡単に酸化するミネラルが含まれています。
さらに、涙のせいで動物の毛が濡れてしまうと、菌やバクテリアがそこに住み着きます。酸化したミネラルのせいで色が濃くなっている部分でよく育つのです。
涙やけを治すうえで一番大切なことは、愛犬が健康であること、そして必要以上に涙をかかせないことです。通常よりもっと涙が出ている場合は、アレルギーか、涙管が塞がれているか、目の感染症にかかっているサインかもしれません。
普通は、目の充血を伴いますが、充血していなくても、涙が出すぎているのは目に問題があるサインかもしれません。様子を見て、異常があったら獣医の所へ連れて行きましょう。
愛犬の涙管をきれいにする方法
では、これから涙やけを治す、またはせめて軽減するするための方法を教えます。場合によっては、すべて消えることはないかもしれません。
一番良い方法は原因を突き止めてそれを改善することです。
いくつかアドバイスをあげるとすれば:
- 涙管をきれいにしてもらいましょう。犬を動物病院に連れて行けば、獣医さんが涙管の掃除をしてくれます。遺伝的に、パグなど鼻の低い犬は涙管が塞がりやすいので、きれいにしてもらえれば変色が治まるかもしれません。
- ペットの目の周りのゴミなどをきれいにしましょう。カタル性分泌物(涙、鼻水、目やに)、毛など、目のまわりのゴミを取り除いてあげましょう。目の周りの小さな毛は切り、清潔に保って必要以上に涙が出るのを防ぎましょう。
- アレルギーがないか確認しましょう。添加物やとうもろこし、大豆などを含んでいて、多くの犬のアレルギーを引き起こす食べ物はたくさんあります。ですから、愛犬のアレルギーテストをしてみて原因を突き止めましょう。
- タンパク質が豊富な食事を与えましょう。タンパク質のあげすぎはよくありませんが、タンパク質は愛犬の食事の大きな部分でなければいけません。ですから、レバーなどを含んだ手作りご飯は先程言った酸化を防ぐ良い方法です。
- ペットボトルの水を与えましょう。もし飼い主のあなたに金銭的に負担がかからないようであれば、ペットにはペットボトルの水を与えましょう。浄化されていて有害な成分が少ない上に、酸化しにくいです。
- アップルサイダービネガーを使いましょう。ペットの飲み水に小さじ一杯のアップルサイダービネガーを入れると(きっと気づかれませんよ)涙管をすばやくきれいにしてくれます。
- エサ入れを清潔に保ちましょう。一番清潔でおすすめなエサ入れはステンレス製のものです。バクテリアや菌が育たないので、愛犬の健康に良いですよ。
家でもできる治療法としては、一日に何回か犬の目の周りや涙管を塩が入ったぬるま湯又はコンタクトレンズ用食塩水にガーゼを浸したもので拭いてあげましょう。
このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。