犬ジステンパーウイルス感染症ってどんな病気なんだろう?

2019年12月11日
犬のジステンパー感染症は非常に深刻な病気なので、生涯にわたって再発と死に至るリスクを伴います。特に、免疫システムが弱い子犬や高齢の犬がその影響を受けやすいと考えられています。

犬のジステンパー感染症は、伝染性の高いウイルス感染によって引き起こされる病気です。一般的には子犬が発症しやすく、早期に発見して時間内に治療されない場合、最悪死に至ることもあります。

今回の記事では、犬ジステンパー感染症についてお話しすると同時に、その治療方法についてもお話したいと思います。

犬ジステンパーへの感染

犬ジステンパー感染症は呼吸器系、消化器系、神経系に影響を与える非常に伝染性の高いウイルス感染症で、まだ若いペットや免疫力の弱いペットにとって致命的です。

犬は、涙、唾液、粘液などの体からの分泌物に接触することで病気にかかるので、感染している犬がくしゃみをしたり咳をしたりすると、ウイルスが飛び散ります。

犬ジステンパー感染症は、子犬が他の子犬と頻繁に接触している場合に感染するリスクが高いと言われますが、この病気を予防するために犬を散歩させないのは間違った考え方なので気をつけましょう。

感染力の高いウイルスである犬ジステンパーは、飼い主が感染している犬と遊ぶだけでそのウイルスが手や衣服につき、自宅に戻った時に飼い犬に感染する恐れがあるため、犬に触れた後は、手をきれいに洗ったり、服を洗濯することが大切です。

では自宅に子犬がいる場合の予防策を見てみましょう。

最初のステップは、やはり予防接種です。獣医が推奨するスケジュールに従い、必要な予防接種を行うようにしてください。

また、犬ジステンパーを発症している可能性があるときは他の犬との接触を避けることも大切です。

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犬のジステンパー感染症の症状

最初の兆候は発熱ですが、その後ウイルスが体の様々な場所を攻撃するため、発熱以外の症状も現れます。

犬ジステンパー ウイルス感染症の感染と治療法 元気のない犬

犬は咳をし始め、くしゃみをしたり鼻水が出るなどの呼吸器系の症状を発症します。まぶたと鼻の炎症である結膜炎を発症すると、黄色い粘液が見られます。

この粘液により呼吸が困難になり、ウイルスが肺に到達すると肺炎を引き起こす可能性があります。

消化器系ではウイルスが重度の胃腸炎による嘔吐と下痢を引き起こします。

犬が下痢や嘔吐といった症状を発症している場合は、犬ジステンパーではなく食べたものが原因である可能性も多いため、心配な場合は必ず獣医の診察を受けてください。

犬ジステンパー感染症は神経系に深刻な症状を引き起こす可能性があり、一度かかると犬ジステンパー感染症を再発する可能性もあります。

突然の発作、痙攣、神経性のチック、筋肉のけいれん、麻痺などの症状が頻繁に起こるでしょう。

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犬ジステンパー感染症のの治療

現在、犬ジステンパー感染症への具体的かつ効果的な治療法はありません。

しかし、犬ジステンパー感染症に感染していると思ったら、すぐに獣医に連れて行くことが大切です。

犬ジステンパー ウイルス感染症の感染と治療法 治療を受ける犬

獣医は症状を緩和して、犬が苦しまないような対処療法を行います。去痰剤や抗生物質は症状の緩和に役立ちますし、嘔吐や下痢を止めるための薬を処方されることもあります。

獣医が処方する薬に加えて、栄養補助食品を活用して健康状態の改善を目指すのも良い方法です。神経性のチックが現れている場合は、より多くのビタミンBを消費することをお勧めします。

犬が水を飲みたがらないときは特に、犬が脱水状態にならないように注意してください。また、鼻と目を継続的に消毒してきれいに保ちましょう。

犬の食欲がなくなっている場合は、缶詰などの「湿った」ドッグフードを少量ずつ与えてください。乾燥したドッグフードよりも、犬の食欲をそそる効果が期待できます。

犬ジステンパー感染症を発症している犬や、何らかの病気を発症している犬は、思い切り甘やかして犬の気分を正常に保ちながら、その症状に最大の注意を払うことが大切なのです。