犬の体重減少について:これって病気のサインなの?

2019年12月3日
何の理由もなく犬の体重が減っていると思ったら、できるだけ早く獣医さんに見せてあげましょう。犬の体重減少は慢性的な病気の症状であることが多いのです。

たくさん運動をしている、新しいダイエットを実践中などの理由があれば、犬の体重が減ることは普通のことです。しかし、なんの理由もなく体重ががくっと落ちてしまったようなときは、もっと深刻な問題のサインかもしれません。

一般的に犬の体重減少に関しては体重の10%以上が減ってしまった場合に大きな減少だと考えられています。計算方法については、犬種や年齢によって決められている表を参考にしてみてください。しかし、遺伝的な要素から多少の誤差があるということも覚えておきましょう。

同時に、その他の要因も念頭に置いておきましょう。例えば、季節の変化やストレスもペットの身体的なコンディションに影響を及ぼすことがあります。しかし、これによる体重の変化は一時的な性質のもので、かならずしもリスクをもたらすものではありません。

犬の体重減少の深刻さを判断するには

深刻な体重減少がある場合は獣医さんに相談するようにしましょう。しかし、私たち飼い主も以下のような方法でチェックすることができます。

  • 犬の体を手で触った時に、皮膚の下の脂肪があまりなく肋骨を感じる。
  • 上からあるいは横から犬を見てみて、ウエストのラインがくっきり見える。
  • 犬の体重を測った後に、前測った時と比べて明らかな減少が見られる。

動物の健康の専門家がよく聞く決まった質問があります。それはワンちゃんの食欲や飲み込みづらさ、フンなどに関するものです。不妊手術や糸状虫の予防頻度なども考慮すべき重要な要素です。

一般的には、獣医さんは犬の体全体の検査も行うでしょう。これには血液検査、尿検査、検便、またレントゲンが含まれることもあります。

犬の体重減少

犬の体重減少に関わる病気

犬の体重減少は慢性的な病気と関わっている可能性もあります。体重減少に関わる最も一般的な病気を見てみましょう。

  • 胃腸の病気:体重減少は嘔吐や便秘、無気力などとともに発症します。このような症状は食欲をなくさせ、その結果体重が減ってしまうのです。
  • 慢性的な腎不全:腎臓の排泄機能や代謝機能に問題があるために、犬は衰弱してしまいます。
  • 巨大食道症あるいは食道拡張症:この病気がある犬は、たいていの場合大型犬ですが、食道が腫れていたり大きくなっています。その結果、この器官は食べ物を効果的に運ぶことができないのです。
  • 膵外分泌不全(EPI):これは膵臓が必要な量あるいは質の消化酵素を生成できなくなることです。つまり犬は必要な栄養を得られなくなり、それによってやせてしまうだけでなく、逆に猛烈な食欲を見せることがあるので要注意です。また、同じことが肝障害においても見られます。
  • 糖尿病:この病気は犬にとって非常に一般的で、特に歳をとった犬に起こりやすい病気です。これによって極度にやせてしまうことがあります。
犬の体重減少

体重減少に関わる慢性的な病気はたくさんあります。予期せぬ体重減少があった場合、念のためできるだけ早く獣医さんに連れて行くのがベストですよ。

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