子犬を迎える前に知っておくべきすべてのこと

子犬が家にやってくると、私たち人間の日々の生活は一変します。
子犬を迎える前に知っておくべきすべてのこと

最後の更新: 24 11月, 2018

クリスマスなどの特別な日を前に、子犬を家族に迎えようと考える人もいるでしょう。

しかし犬を家族の一員として迎えるというのは、慎重に考えるべき「決定事項」であり、急いで決断するべきではありません。

子犬を家族の一員として迎え入れるということは、その犬が家族と一緒に犬の生涯を全うするまで過ごすということであり、平均して12〜15年もしくはそれ以上長い間、犬と幸せな暮らしを送ることができます。

今回は、犬を迎えるため、ブリーダーや里親を募集している団体に連絡する前に考慮するべきことをご紹介します。

犬に必要な毎日の活動を慎重に考える

子犬が家にやってくると、私たち人間の日々の生活は一変します。

保護犬を迎える場合でも、ブリーダーから購入する場合でも、子犬を迎え入れるというのは大きな変化をもたらします。

犬がまだ小さい場合、いくら犬が元気でも、外に散歩に行くのには小さすぎる場合は、家の中や庭で過ごすことが多くなります。

また子犬がふざけて手足に噛み付いたり、家具などを噛むこともあるかもしれません。

そのため、犬がいる生活には長所と短所があることを理解することが大切です。

そして犬が成長するに従い、毎日散歩に連れて行く必要があります。

犬を散歩に連れて行くのに十分な時間はありますか?

犬が家で留守番するのは何時間程度ですか?

忙しい毎日で家を留守にしがちな場合は、子犬を迎え入れるのを延期することをお勧めします。

子犬を選ぶ場所

子犬を迎え入れる時には、どこで子犬を手に入れるのかを考えてください。

ブリーダーから購入するか、保護団体から里親として保護犬を迎え入れる方法があります。

箱の中の子犬

現在は多くの動物が、新しい家や家族を探しているため、最もおすすめの方法はもちろん、保護団体から里親として保護犬を迎え入れることです。

しっかりとした保護団体の場合は、その犬がどこから来たのか、そして健康状態などうなのか、また予防接種や健康診断の結果や、将来的に去勢手術を受けるべきなのか、またはすでに手術済みなのかなどの情報を知ることができます。

ある特定の犬種を希望する場合は、信頼できるブリーダーを訪れるのがおすすめです。

ペットショップなどの店頭で購入するのではなく、信頼できるブリーダーの元で、子犬の親や兄弟に会い、どのような飼育状態で、どの親から生まれたのか、そして犬の性格などを知ることができます。

子犬の種類

子犬はとても可愛いですが、成長したらどの程度まで大きくなるのかを知ることが大切です。

ブリーダーから購入する純血種の場合は、成犬になった時のサイズを知るのは簡単ですが、保護犬などの場合は、どの犬種の遺伝子を持った種類で、おおよそどの程度まで大きくなるのか、特にミックス犬の場合で、サイズなどに疑問がある場合は、獣医師や保護団体にしっかりと質問をしてください。

抱っこされた 子犬

予想されるサイズや体重だけではなく、どんな種類の病気にかかりやすいのか、またはどのような性格になるのかを事前に理解することは、今後人生の仲間となる犬を選ぶ時に忘れてはならない事柄です。

純粋な犬種の場合は、明確な性格や行動パターン、そして健康問題を知ることができますが、最近では遺伝子解析などで、ミックス犬でもある程度はわかるようになりました。

例えばテリアの遺伝子を持つ場合は、強めの性格で他の犬よりもよく吠える傾向があります。

ご存知ですか?:最も吠えない犬種とは?

子犬のしつけと訓練

犬は7ヶ月までは子犬とみなされます。その後、1年半から2年になる頃に青年期を迎えます。

そのため、7ヶ月より前に家に迎える時は、飼い主が責任を持ってすべてを教えていく必要があります。

もちろん、どのような訓練が必要なのか、そしてトイレトレーニングはどうしたら良いのかなどは、獣医師をはじめとする専門家に相談することが最善の方法です。

粗相をした時に、鼻を指で弾くなどのしつけは時代遅れで、犬の成長に悪影響を及ぼす可能性があります。

しつけがきちんとできるか不安な場合は、プロのトレーナーに任せるか、犬と一緒にクラスを受ける方法もあります。

子犬を迎え入れるために家を整える

犬が家にやってくる前に、犬を迎え入れる準備を行うことが大切です。

家の中のルールを他の家族と一緒に考え、犬のしつけには一貫性を持たせるように家族で話し合うことが重要です。

犬が何かを噛んだり、偶発的に何かを壊すかもしれないことを考えて、大切なものは片付けるようにしましょう。

何かを噛む代わりとなるおもちゃなども準備をし、犬がどこで食事をしてどこで寝るのかを決めてください。

決して忘れてはいけないのが、あなたが迎え入れるのは「子犬」であり、何か失敗をするのは間違いないということです。

犬を傷つけることなく、生き物としての敬意を払い、大切にそしてしっかりとしつけをして育てていきましょう。

犬とあなたの幸せな時間は、今後長く続いていきます。

事前にしっかりとそして慎重に考えてくださいね。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。