カモをペットに:愛情たっぷりの友達になってくれます

2018年12月23日
これからカモを健康的に育てる時の注意とアドバイスをご紹介します。

しっかりお世話をすると、カモは愛情たっぷりのペットになりますしかし彼らは犬や猫と違って鳥類ですので、食事も衛生管理も習性も大きく異なりますし、健康に育てる方法も変わってきます。

カモをペットに:最初から最後まで責任を持ってお世話しましょう

一風変わったペットが欲しくなったりもしますよね。しかし、どんな動物も知性と本能を備えて生まれてきた大切な命です。なので、どんなペットであろうと尊敬の念を持ってお世話しなければならないのです。

一度動物を引き取ったらその瞬間から、彼らの日常を守るのが私たちの責任となります。その為には、予防接種や食生活、衛生環境などなど彼らにとって暮らしやすい環境を作っていかねばなりません。

カモをペットにする際のアドバイス

これからカモを健康的に育てる時の注意とアドバイスをご紹介します。

カモ :特徴とニーズ、そして基本的なお世話方法

白い カモ

「カモ」という言葉は、150種類以上もいるガンカモ科を総称する名前です。中でも白鳥やガチョウ、アイサなどは有名どころですね。彼らの特徴は何と言ってもその丸っこい体と平べったいクチバシ、そして水かきのついた短い足でしょう。寿命は種族やお世話の質、生活環境にもよりますが、一般的に10-15年程と言われています。彼らはとても泳ぐのが上手で、その姿はとてもエレガントですが、逆に地上にいる時はヨチヨチ歩きで少しぎこちなく見えます。

行動と社交性

カモはとても社交的な動物で、集団もしくは2匹での生活を好みます。コミュニティ意識が強い為、群れの誰かが死んでしまうとみんなで泣いてしまうほどです。

そんな彼らは、1日のほとんどの時間を食べ物を探したり、見つけた食べ物を保管する為に費やします。そして夜になると、みんな集まって集団で睡眠をするのです。

ですのでカモを飼おうと考えてらっしゃる方は、何匹か一緒に飼うなどして、他のカモと共存できるようにできないか考慮してみてください。カモにとって「仲間」というのは、健康のために必要不可欠な存在なのです。

適切な衛生

カモはよく自分の体を毛づくろいしたり、家を掃除したりします。どうやら、毛づくろいや羽をバタバタさせたり、家の泥を綺麗にしたりするという行動は、彼らにとっては楽しみの1つのようです。一方、カモが綺麗好きということは、それだけ不衛生な環境に弱いということでもあります。ですので、カモを飼う際には彼らのお家やエサやり機を清潔に保つよう心がけるようにしましょう。

最近では、なんとカモ専用のおむつなども発売されているようで、これで排泄物が家の中に撒き散らされるような惨事も防ぐことができます。

食事

野生のカモは雑食です。彼らが口にしているモノの80%は、野菜や果物、植物の種、豆や穀物等で構成されており、残りの20%は炭水化物の補給のために小さい虫や魚を食べて暮らしています。そして一般的な大人のカモは、1日にだいたい150gから200gの食事を摂りますが、これは種や性別、年齢、そして住む場所によっても異なります。

一方、カモ専用のエサもあることはあります。しかし、これらはほとんどブリーディング用に使われるもので、「まるまる太らせる」ことを目的としているものが多い印象です。そういった食事は当然ペットには適しませんので、新鮮で自然の食べ物をあげたほうがずっと良いでしょう。

食事に関して一つ大事なのが、「常にカモがご飯を食べられるようにしておく」ということです。また、水も常に新鮮で清潔なものにしておきましょう。したがって、食べ物や水、そしてそれを入れる容器は毎日掃除する必要があります。

環境

実は昨今、アパートでカモを飼うのが流行りつつあります。農園や田んぼがある家なら、当然生活環境もカモにとって受け入れやすいと思いますが、アパートとなると少なくとも「ナチュラルな育て方」ではありません。しかし、カモにも適応能力はあります。飼い主さんの手厚いお世話があるのなら、きっとそこでも幸せに暮らしていけるでしょう。

理想を言えば、外へのアクセスがある場所で飼うのが良いでしょう(特に池やプールがなどがあれば言うことなしです)。そして、カモは泳ぐのと毛づくろいが大好きですので、毎日頻繁に外に連れて行って運動させてあげましょう。

カモのお家に適しているのは、ウサギ小屋やニワトリ小屋のような場所です。小屋のサイズは、カモの大きさと家の広さ両方を考慮して決めてください。

流行には注意:動物はモノではありません。

人間界での流行によって、数多くの動物が犠牲になってきました。時にはある動物が人気になったり、ならなかったりするのです。

そこで今一度念頭に置いておきたいのは、動物は決して「使い捨てのモノ」や「子どものオモチャ」などではないということです。動物の自由を奪ったり、危険な状態で飼育したりするのは人間の身勝手にすぎませんし、場合によっては彼らを不健康にしてしまったり、種そのものの存続の危機にまで発展しかねません。

ということで、カモをペットにする際には、しっかり家を片付けて受け入れ態勢を整えておきましょう。それと同時に、動物の放棄や虐待に対して「NO」を突きつけるような良い例になるよう心がけて行きたいところです。