犬を愛するならやってはいけない10のコト

どんなに注意を払っていても、知らないうちにペットを苦しめているかもしれませんよ。
犬を愛するならやってはいけない10のコト

最後の更新: 29 6月, 2018

あなたの全てを捧げてでも、ペットにとって世界一の飼い主になりたいと思っているあなた。この記事を読んで、犬たちに敬意を表するためにも何をすべきでないかを知っておくといいですよ。

愛する犬たちにしてはいけないこと

飼い犬とその飼い主との間の「特別な関係」の存在は、誰も否定することはできません。出会った時点から息を引き取ってしまうまで続く、まさに特別なものです。犬たちは私たち人間の親友となって、溢れんばかりの愛でもって接してくれるのです。

しかしその愛の返し方を人間側が知らないことがあるのです。満足するだろうと思ってやった行いが、実はペットたちを傷つけているかもしれません。下に出てくる飼い主たちがやりがちなミスに注意しましょう。本当にペットを愛しているなら、やってはいけないことです。

1.人間のように「おしゃれ」をさせる

昨今、ペットの人間化は一般的になりつつあります。犬用の衣服(靴、帽子、ハンカチなど含め)を売っているお店は、よく見かけます。寒い時にセーターを着せるくらいなら良いかもしれませんが、良い飼い主というものは、犬に服を着せたりはしません。基本的に衣類の着用は犬にとって心地の良いものではなく、「囚人」のような気持ちにさせてしまうのです。見た目で遊ぶことも、精神的にダメージを与えてしまうことがあります。

2.キスをする

キスをすることでお互いがお互いを病気にする、という研究結果があります。ヒトとイヌがそれぞれ持つ特殊なバクテリアを与え合ってしまうからです。愛情表現には、他の手段を用いましょう。

3.犬に感情はないと思い込む

私たちと同じ言語で喋ることはありませんが、それは犬たちが感情を持たない生き物であるという意味ではありません。犬も人間と同じく感情を持っていると、研究によって分かったのです。故に彼らも、愛情・怒り・イライラ・恥・嫉妬など様々な気持ちを感じられるのです。またその上、表情から飼い主の気持ちさえ読み取ってしまいます。あなたに何があったかは、全部お見通しなのです!

4.叩く

人間に従わせるための教育だと捉えられていますが、大なり小なりペットと築けるはずの関係を壊し、健全でないものにしてしまいます。また叩くことで、犬たちが恨みや敵意をあらわにするかもしれません。

5.無理に他の犬に会わせる

他の犬や動物たちと触れ合って、性格が変わるというのは本当です。しかしそれは、子犬の時だけであり、小さい時に他の犬たちと触れ合うことがあまり無かったのなら、成長してから変わることはほとんどありません。公園に遊びに行って、他の犬たちと接触したがらなかったり怖がったりしているのなら、無理にさせようとしてはいけません。

6.どこにでも連れて行く

家に残しておきたくないし、一緒に来た方が楽しいだろうとあなたが思っていても、ペットたちに適さない場所は多いです。中には入れられないけど、周りが山や森やビーチだから犬たちも楽しめるようなホテルやレストラン、などは例外ですよ。

7.間違った食事を与える

犬たちの消化の機能や仕方は人間とは違うということを、忘れてはいけません。故に人間には無害でも、犬たちにとっては、上手く処理できなかったり、消化することで炎症や中毒を引き起こしたり最悪の場合殺してしまう食べ物が存在します。チョコレート・脂身・ソース・調味料を与えてはいけません。彼らが食べられるものをしっかり把握し、ドッグフードもしくは適した食べ物だけを与えましょう。

8.繋げたまま放っておく

紐や鎖で繋げたままにしておくことは、犬たちの首を傷つけたり、自由を奪うだけでなく、外に長時間居させる(犬小屋のないところで雨・風・雪・日光・寒さに晒される)ことで病気にさせてしまいます。また、叩かれた時のように、犬たちの気質・性格を変えてしまうこともあります。

9.乱暴に教育する

ペットたちは、飼い主の愛情や我慢は感じ取れる一方、怒鳴られたりぶたれたりすることを理解できません。犬たちは人間の子どもと同じくらいの知能を持っているため、学ぶ時間を設けるとちゃんと勉強します。あなたが信頼できる飼い主になり、上手くいったときにごほうびを与えることを忘れなければ、彼らは日々成長していくでしょう。

10.車の中に残す

スーパーマーケットや銀行など犬たちが入れない場所に車で一緒に行くとき、車に閉じ込めてしまうようなら、家に残してきた方が良いです。例え5分程度だったとしても、車内の空気不足や高温によって大きなストレスを感じてしまうからです。

本当にあなたのペットのことが好きなら、これらを教育に役立てると良いですよ。


このテキストは情報提供のみを目的としており、専門家との相談を代替するものではありません。疑問がある場合は、専門家に相談してください。