イヌの分類学:イヌとオオカミってどの位似ているの?

2019年4月26日
ここでご紹介する「分類学」とは動物種を科や属などで分類分けする方法です。オオカミと犬の分類は実質的に同一です。つまり、犬はオオカミの子孫であるという理論に結びつくのです。

イヌは古くから人間のペットとして、または職業犬や守護犬として人間の生活に密接に関わってきました。イヌをもっと詳しく知ることで、イヌの持つ個性や自然界での役割などを知ることができるでしょう。そして、私たちはよりうまく共存していけるかもしれません。ではイヌの分類学について見ていきましょう。

 

分類学って何?

一般的に「分類の科学」と呼ばれる分類学とは、種や科、属などで様々な有機体をグループ分けする方法です。動物は7つに分類配置され、界、門、綱、目、科、類、種のように分類されます。そして、メインとなるこのグループからさらに亜門や亜綱などの細分化が行われます。

ですが、この科学は大まかな分野をカバーするだけですので、種の特定のカテゴリーを決定づけるのは難しいのです。同じ界に属する異なる有機体がある可能性はあります。それぞれの特性や発達などの要素を考慮することが大切です。

種とは遺伝的に異なるが生殖可能な生物グループだと考えられています。

また、分類学は動物学、植物学など国際命名規約を論ずる責任もあります。そのため、これらの規約は分類系を定義する責任もあるのです。名前を生み出しそれぞれの生物を分けるのです。

分類学 イヌ オオカミ 

犬の分類学とは

あらゆる生物は分類学を持っていますが、犬の分類学に興味を持つ人は多いのではないでしょうか。

  • ドメイン:真核生物。真核を持つ細胞生物。
  • :動物界。歩行可能、酸素を消費し、腸より栄養を摂取。有性生殖、胚発生。
  • 亜界:真正後生動物。組織、臓器、体格などを持つ。例えば、筋肉、腱、神経など。
  • :脊索動物門。背骨を持つ。
  • 亜門:脊椎動物亜門。脊椎を持つ動物。
  • :哺乳綱。乳腺、毛、顎を持つ。
  • 亜綱:獣亜綱。母親の子宮内で胚が形成される。
  • 下綱:有胎盤区。胎児はしばらくの間母親の子宮内にとどまる。
  • :食肉目。肉の消費のために大臼歯。
  • 亜目:イヌ亜目。イヌの形を下哺乳動物を含む。
  • :イヌ科。オオカミ、コヨーテ、キツネ、ジャッカル、その他の種。
  • 亜科:イヌ亜科。生き残った種の唯一の亜科。
  • :イヌ属。オオカミ、ジャッカル、コヨーテ。
  • :タイリクオオカミオオカミ。オオカミと犬。
  • 亜種:イエイヌ。

イヌとオオカミの分類学は実質的に同一であるということに気がつくことには価値があります。イヌの祖先がオオカミであるというのを示していますね。イヌとオオカミの起源や特徴に違いはありません。

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この科学はどこから?

分類学の科学はスウェーデンに生まれ、ウプサラで学んだカール・リンネが生み出しました。彼は学問を終えるとすぐ、植物学を説くようになります。この分野の研究への情熱を持っていたのです。

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すぐにリンネは植物、動物、鉱物の分類調査を始めます。また、この分野を詳しく論じた本をいくつか執筆しました。最初、リンネは生殖系によって種を分類していましたが、すぐにこれは広範囲に及び過ぎていると気がつきました。

そのため、彼はまず種を属、そして名によって分類する二名法のシステムを作り出しました。次に、科、綱、界によってグループ分けしました。その後に細分化が続きます。ですが、これは簡単な作業ではありませんでした。

リンネはのちに、仲間たちの間で名声を得ます。ドイツ人文豪ゲーテはリンネのことを、「シェイクスピアとスピノザを除いて、こんなにも私に強い影響を与えた人物はいない!」と表現したと言われています。

この偉大な人物のおかげで、私たちは今、イヌだけでなくあらゆる生物を分類することができるのですね。

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