猫の鳴き声について知っておきたいポイントとは?

2019年12月14日
猫の鳴き声には、飼い主に自分の要求を伝えるために使用される60〜70種類の音があります。優れた知性と感受性を持つ猫は、その鳴き声を使って飼い主とコミュニケーションを取ることができるのです。

知的な存在である猫は仲間の猫、他の動物、そして最も重要な相手である人間との関係において、相手に自分を理解してもらう方法を知っています。

今回は、猫が持っているコミュニケーションツールの一つである、「猫の鳴き声」に関するすべてについて説明します。

猫のコミュニケーション方法を学ぶ

猫からの要求や猫に何か問題が起きていないかを理解するために、飼い主は猫のボディーランゲージ、表情、そして鳴き声に注意を払うことが大切です。

特に子猫の場合は、子猫が何かに怯えていないか、怖がっていないか、または快適に過ごしているのかを判断するのに役立つでしょう。

スペイン国立の言語アカデミーであるレアル・アカデミア・エスパニョーラでは猫の鳴き声を「猫の声」と呼んでいます。

これは、猫が表現したいものに応じて異なるバリエーションを発している表現形式です。

猫の鳴き声は、シュー、ゴロゴロ、いびき、うなり声、さらには泣き声に似た音などのバリエーションがありますが、それぞれの鳴き声には個体差があります。

自分の猫をよく理解するというのは、それぞれの猫の個性を理解することです。

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状況に適応する言語

「ニャー」という鳴き声だけが、猫と人間のコミュニケーション方法ではありません。また、他の猫や他の動物とコミュニケーションを取るためにも、猫は鳴き声を使います。 猫  鳴き声  知っておくべきすべてのこと 白い猫

専門家の中には猫をはじめとするペットは、鳴き声を使って飼い主を操作する方法を知っていると話す人がいます。

猫はその中でも、家を「シェア」している人から自分の欲しいものを得るために、適切な鳴き声を正しいタイミングで選ぶことができるといいます。

実際は、猫の知性と感受性が高いため、猫が、家族である人間や他の動物に自分を理解してもらうための方法を学ぶのが早いからです。

自分が直面している状況や自分の要求に応じて、声のトーンや音量、そして強度、また鳴く時間を調整していると言われています。

つまり、猫の鳴き声は、敏感で知的な動物である猫が、人間や他の動物とコミュニケーションを取るために使う「ツール」の一つです。

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猫が鳴く理由

子猫は、60〜70の異なる音を使ってくことができると推定されて、その鳴き声を通じて、自分のニーズや欲望、そして感情を表現していると言われています。

猫が鳴く理由のいくつかをご紹介します。

  • 自分の飼い主を見たとき:挨拶や喜びの意味を示します。
  • 食べ物が欲しいときやドアを開けて欲しいとき:最初は穏やかな鳴き声から始まります。
  • 煩わされたくないとき:かすれた鳴き声で、自分の体を小さく見せながら鼻をならします。
  • 甘えたいとき:短く柔らかい音を発し、飼い主に頭と頬をすりつけたり、ゴロゴロという音で鳴く傾向があります。
猫  鳴き声  :知っておくべきすべてのこと 怒っている猫

他の猫といるときの鳴き声

人間とのコミュニケーション以外にも猫は次の場合に鳴きます

子猫などとのコミュニケーション:成猫や子猫のどちらも、コミュニケーションを取るために鳴きます。子猫が迷子になったときやお腹が空いたときは特に鳴く傾向があります。

発情期のメス:メス猫は、雄猫を惹きつけるために、最大の音量で繰り返し鳴くことがあります。

喧嘩の前や喧嘩中に相手の猫を威嚇するため:この場合の鳴き声とその音量、そして強度はとても威圧的です。

猫の鳴き声に関する詳細

一部の猫は他の猫よりも鳴き声を上げるなど、猫の鳴き声には個体差がありますが、飼い猫がいつもと違う奇妙で独特な音を発した場合は、その理由を見つけることが先決です。

また必要に応じて獣医師の診察を受ける必要があるため、猫の鳴き声には注意を払う必要があります。

猫が鳴き声で表現する感情や理由:

  • 退屈:十分な運動や遊びができないときに、大声で繰り返し鳴きながら家中を動き回り始めます。
  • 恐怖やストレス:環境の変化や愛する人の喪失、他の動物への攻撃心など、状況の変化が動物の行動や鳴き声に影響を及ぼす可能性があります。これは自分に起こっていることを表現するために鳴いていると考えましょう。
  • 病気:猫の多くは、病気の痛みで鳴くことは少ないと考えられていますが、耐えられなくなって鳴く猫もいます。