スペインの犬:カレア・レオネスについて

· 2019年2月10日
レオン・シェパードとも呼ばれるカレア・レオネスは人間にとって非常に頼りになる牧羊犬で、人間と強い絆を築きます。

カレア・レオネスとはスペインのレオン州とカスティーリャ北部の牧羊犬です。

日本ではまだあまり認知度のない犬種ですが、ボーダーコリーなどの他の牧羊犬と同様です。非常に美しく、賢く聞き分けの良いのが特徴です。

スペイン王立犬協会では、カレア・レオネスをスペイン原産の犬種として認めています。

 

カレア・レオネスの特徴

レオン・シェパードという名前で呼ばれることもある理由の一つとして、その特徴的な毛の模様があります。

最も一般的なのは黒、白、またはグレーなどで、ハーレクイン柄と呼ばれる様々なバリエーションがありますが、中には茶色やブラウングレーなどの色を持つタイプもあります。

毛の長さは短めから中くらいの長さです。カレア・レオネスの身体能力は非常に優れており、どのような状況にも適応する強い犬種です。

長い頭と黒い瞳を持つ中型犬で、中には(特に水玉のようなドットの模様の種類は)目の虹彩の中に青い縞模様があるタイプもいます。

尻尾は剣のような形をしており、骨は強くてとても丈夫です。

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カレア・レオネスの性格

一般的に従順な性格ですが、しつけやトレーニングは簡単ではありません。

興奮しやすく活発な性格で、多くの運動や遊びを必要とする遊び心のある犬種です。

飼い主との強い関係を築くタイプですが、飼い主に依存することはなく、時としてその行動が本能に基づくことがあります。

つまり、カレアレオネスは小さい家や集合住宅などには適していません。

田舎の広大な土地がある家や、都市部でも庭がある家が適していますが、それに加えて長い散歩や刺激的なアクティビティーが必要です。

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牧羊犬であるカレアレオネス

 カレア・レオネスの起源と才能

カレア・レオネスの正確な由来は不明ですが、スペイン中の羊飼いは羊の群れを管理するためにカレア・レオネスに頼ってきました。

スペインではレオン州だけでなく、ザモラとバリャドリッドなどにも見られます。

カレア・レオネスは、羊の大群を管理するのに最も適した犬種ですが、今日ではスペインの牧場における羊の数が減少しているため、カレア・レオネスを牧羊犬として使用する機会は減っています。

ところが近年、捜索救助犬としてカレア・レオネスを活躍させようという試みが行われています。

牧羊犬 カレア・レオネス

近年、ブリーダーはたちはカレア・レオネスの活躍の場を模索しています。

あるプロジェクトで、スポーツやドッグショーに参加させたり、麻薬や爆発物を見つける探索犬としての訓練を行なっていますが、これは、カレア・レオネスという犬種が絶滅する危機を防ぐためのプロジェクトで、そのためには資金が必要になります。

カレア・レオネスに関する面白い事実

有名な映画「キングダム・オブ・ヘブン」で知られる俳優のヴィゴ・モーテンセンは、スペインのレオン地方を愛していると言われており、カレア・レオネスの子犬を紹介したことがあります。