スパニッシュブルドッグの特徴と習性、お世話の仕方

· 2018年12月30日
かつては闘犬用の犬として飼われていたスパニッシュブルドッグですが、最近では違った役目を持っています。

スパニッシュブルドッグの呼び名で有名なアラノ・エスパニョールは、スペインでも謎の多い犬種として知られています。実のところ、彼らはとても古い種族で潜在的に危ないのではないかとさえ考えられておりピットブルやスタフォードシャイアブルテリアなどのワンちゃんが受けてきたような差別を受けています。

スパニッシュ・ブルドッグの歴史

名前の由来は、4世紀頃に北コーカサス地域からヨーロッパにたどり着いたアランという民族まで遡ることができ、彼らは「アラノ」と言うスパニッシュ・ブルドッグのご先祖様に当たる犬を保有していました。

他にもアルフォンソ王11世が、15世紀に自身が締結したモンテリア条約の中でもアラノという犬が記されていたり、ベラスケスの絵画やセルバンテスの本にも登場しています

また、彼らの存在感は芸術作品に限りません。アラノに関するお話は世界中に存在し、例えばベッチェリオ (Becerrillo)は飼い主を守るために自らの命を捧げた犬として知られています。

しかし一方で、アラン人は動物を戦闘や狩り、牧羊犬として用いていたとされ、スペイン軍もアメリカ大陸征服の際に彼らを用いたとされています。また残念なことに、この犬種は闘犬ショーにもよく使われ、他のブル達と死ぬまで終わらない戦いを強いられていました。

アルフォンソ王11世が、15世紀に自身が締結したモンテリア条約の中でもアラノという犬が記されていたり、ベラスケスの絵画やセルバンテスの本にも登場しています。

特徴と習性

彼らは大きな頭に、筋肉質な顎、そして屈強な体躯をしています。重さはおよそ40kgにまでなり、太くしわしわの皮膚の上に、グレーや赤のストライプまで様々な色の毛並みを持っています。

スパニッシュ・ブルドッグの習性は、他の狩猟犬とよく似ており、休み知らずで長い散歩でもずっと活発的でいられます。これらは少しトレーニングしづらかったり、扱いにくい原因にもなり得ますが、基本的にはとても誠実なワンちゃんです。

またスパニッシュ・ブルドッグは歴史的にもその勇敢さで知られています。彼らが野生のイノシシなど、本来なら犬よりもずっと強い動物の狩りにも用いられていたのが、その証拠でしょう。

スパニッシュ・ブルドッグの習性は、他の狩猟犬とよく似ており、休み知らずで長い散歩でもずっと活発的でいられます。

お世話

上で述べた通り、彼らは活発でいる必要がありますので、散歩は1日に最低3回は行いましょう。毛並みは短めですがそれでも週に一度はブラッシングを行い、耳や目、口周りも綺麗に保っておきましょう。さらに、顔の皮膚がたるんでいる箇所は皮膚炎になりやすいので要注意です。

彼らは少し野暮ったくて、交尾の相手も厳選な審査の末選ばれています。だからなのか、基本的に病気に強い傾向にあります。それでも、肥満にはなりやすいのでバランスのとれた食生活を気をつけましょう。

しかし言うまでもがな、どんなペットでも動物病院に行ってワクチン接種を受けるのは重要です。いくら病気に強いとはいえ、犬である以上犬の病気にかかるリスクはあるのです。

最後に、スパニッシュブルドッグは気温の変化に強いので外で寝る事もできます。しかしそれでも夏は気をつけてください。水分補給用の水をたんまり用意しておいてあげましょう。

仕事

かつては闘犬用の犬として飼われていたスパニッシュブルドッグですが、最近では違った役目を持っています。例えば、狩りゲームの選手やブラボー牛などを管理する牧羊犬としても重宝されており、さながらスパニッシュ・ファイティング・ブルです。

スパニッシュブルドッグは、狩りや牧羊の方法が進化していくにつれて仕事を失い、かつては絶滅の危機に瀕していたこともあります。幸運にも、メニャの谷に住む農家の人たちの努力により危機を脱することができ、今や犬の人間社会への適応力を示すお手本のような存在にまでなりました。

メイン画像出典:www.ecured.cu