プラシュスキー・クリサジーク:世界最小の犬

· 2018年7月21日

プラシュスキー・クリサジークはチェコの首都をふらついているリスなどの齧歯類(げっしるい)のことではなく、とても小さく、興味深い犬種です。今回はそんなプラハの世界最小の犬について紹介したいと思います。

プラシュスキー・クリサジークの簡単な歴史

この犬は中世時代、ボヘミアン地区(現チェコ)の宮殿と城内でとても人気な犬種でした。全ての貴族のパーティーで、この小さな犬はゲストとして迎えられていたのです。

プラハのネズミ捕りという別名は、この犬の一番の役目からきていると言われています。それは、畑周辺のネズミやその他の動物を捕まるという行為です。ジャーマン・ピンシャーチワワの間の犬種だとも言われています。しかしながら、育種家によっては、プラシュスキー・クリサジークの元となる犬種は、イングリッシュトイテリアーだという人もいます。

王様、女王、そして周りの貴族はこのプラシュスキー・クリサジークをステータスのシンボルと考えていました。実際のところ、王子ヴラディスラブ2世はこの犬を贈り物として、ヨーロッパの他の貴族や王政に与えていました。

プラシュスキー・クリサジークを愛した王族のほかのメンバーは、チェコのカレル4世とポーランドのボレスラヴ2世でした。この犬は王族の家庭でとても人気を持つだけでなく、一般人の家庭でもとても人気のある犬でした。

しかし、世界大戦でプラシュスキー・クリサジークの人気は落ちてしまいました。”小さすぎる”ということで、犬のショーからも拒否されてしまいまったのです。しかしながら、不思議にも何十年間もの間、この犬は生き延びました。この犬種のファンからの後押しもあって、1980年に再び、新たな犬種として登場しました。今回はロシアンテリアーと混ざった新しい種として登場したのです。現在でも、世界中のどこでもプラシュスキー・クリサジークを見つけることができます。

プラシュスキー・クリサジークの特徴

プラハラターの特徴

体長という観点でいうと、プラシュスキー・クリサジークは世界最小の犬と言われます。その一方で、体重という観点では、厳密にはチワワが挙げられます。また、プラシュスキー・クリサジークより2cm長い、ミニチュアピンスチャーとよく間違えられます。

プラシュスキー・クリサジークの毛皮はとても短く、つやつやした、黒い毛をしています。中には、鼻の周りと脚そして胴体が茶色の毛をしたプラシュスキー・クリサジークもいます。梨のような形をした頭で、ちょっと突き出た頰、そしてダークブラウンどことなく膨らみのある目をしています。胴体は短く、硬く、筋肉質で、まっすぐとしています。とても注意力があって警戒心が強く見える耳はいつもピンとしているのです。

平均的な体長は20~22cmで、体重は1.5~3.5kgです。しかし、理想的な体重とされるのは2.6kgで、プラシュスキー・クリサジークの平均寿命は13年と言われています。

プラシュスキー・クリサジークの性格

この犬種の性格はとても生き生きとしていてアクティブです。元気いっぱいで、勇敢で、いつも遊びたがっています。加えて、プラシュスキー・クリサジークはとても社交的な犬でもあります。(特に人間に対して)他者との付き合いがとてもいいです。

プラシュスキー・クリサジークはまたとても賢いです。トリックを学習したり、指示にしたがったり、うまくゲームをしつけることができます。もちろん散歩には毎日連れていってあげてください。しっかりと責任をもって訓練をして、いつもアクティブにしてあげておく必要があります。

プラシュスキー・クリサジークはとても従順で、愛情深く、家族にすごく思い入れが強くなります。誰もいない状態が数時間ある家庭では、すぐに悲しくなってしまうのでオススメされていません。成長するにつれて、落ち着きのある、リラックスした静かな大人へと成長していきますが、社交的で愛情深いところは変わりません。

とても小さいので、散歩している時や遊んでいる時は細心の注意を払う必要があります。もし家庭に子供がいるのなら、犬を踏んづけたり、荒く扱ったりしないように注意する必要があります。実際のところ、そのもろい身体のために骨折をしたり、膝の皿の脱臼をしたりしやすいとされています。

犬の歯はまた別の話でが成長する時期は時々幼歯を失うことにてこずることがあるので、定期的に獣医に検診してもらうべきです。その他に注意することとしては、その他の小型犬種と同じで、食べ物の量も同じです。