凶暴犬?ロットワイラーについて

· 2018年8月14日

マスティフにも劣らないほどの強いあごを持った、ロットワイラー。怖いと感じてしまっても、無理はないと思います。

スペインではロットワイラーは、「危険な可能性のある」犬とされており、その強面な見た目も相まって好まない人も多いです。しかし正しくしつけを行なえば、そんな彼らも友好的で、信頼のおけるペットになってくれるのです。

ローマ出身?

ロットワイラー2

この犬種の祖先は、ローマ帝国時代に番犬として、また牧畜犬として活躍していたと考えられています。

ローマ帝国がドイツのロットワイルにたどり着いたときに交配されて生まれたのがロットワイラーで、当時は「ロットワイルのブッチャー犬」と呼ばれ家畜の処分にも利用されていたそうです。

勇敢で、自分の財産をこの犬に守らせていた人も多かったと言います。そして時間を経るにつれてその存在が認められていき、今では人気な犬種の一つとなっています。

正しいしつけ・社会化訓練を受けたロットワイラーは、その強そうな見た目と、愛らしく信頼のできる性格から、人々のリスペクトを勝ち取っているのです。

見た目の特徴

ロットワイラーは強く逞しく、運動能力に長けており、中型または大型に属します。その横に広くて整った顔、そして強力なあごが特に特徴的です。

  • 体長はオスで61~68㎝、メスで56~63㎝
  • 体重はオスで約50㎏、メスで約42㎏
  • 寿命はおよそ12年
  • 茶褐色の目が、彼らの自信を象徴しています。
  • 三角形のは前に向かって垂れており、顔をより大きく見せます。
  • ロットワイラーと言えばやはりその黒とオレンジの体毛が魅力です。

気性・能力

命令をよく聞く、気配りができる、勇気がある、落ち着きがある、忠誠心が強いなど、この犬種の良さを説明するのに困ることはありません。しかしその中でも特に、彼らをロットワイラーたらしめている要素と言えば、その多才さ・賢さでしょう。

柔軟性があり感情的にも安定しているため、様々な環境に順応することができます。また、物事を覚えるのも得意です。番犬として飼われることが多いのは確かですが、警察犬、セラピー犬、補助犬、捜索・救助犬としても利用されており、またショーや大会でも活躍することが多いです。

社会化の重要性

こういった性格の大型犬は、子犬の頃に正しく社会化される必要があります。自分の家族には優しくても、知らない人や他の動物に対しては友好的でない態度をとることがあるからです。

もしロットワイラーを飼う場合は、誰がしつけを行なうか、家のルールはどんなものかを直ちに明確にしましょう。

ただスペインなど一部の国では、「危険な犬種」であるなどと人間によって決めつけられています。世話をする人間側が扱いを間違えたり、無責任なしつけを行なって攻撃的な性格にさせてしまっているだけなのに、犬種のせいにするなどあまりにも身勝手です。

世話のしかた

ロットワイラー3

食費、医療費、その他必需品など、ロットワイラーは他の犬に比べると出費が多くなってしまいやすいことは覚えておくと良いです。また力が強いため、散歩や遊びのときにまともに対応できるかどうかも考えておきましょう。

衛生面、健康面で特に気を付けるべき何かがあるわけではありませんが、体重が増えやすいため、獣医師に勧められた食べ物の種類や量を守ることは大切です。

活発な犬に運動は必要不可欠です。好きなだけ広い場所で遊べるよう家に庭があることが理想的ですが、なければ運動やスポーツのできる場所に適度に連れて行ってあげましょう。