カネコルソ:強くて穏やかなイタリアの大型犬

· 2018年12月23日
カネコルソの性格は、その逞しい体つきとは対照的に繊細です。「外見では判断できない」というフレーズは、正にカネコルソにぴったりです。

現在、最も人気のある大型犬はピットブルドーベルマン・ピンシャーといった新しい品種の犬たちです。しかし、カネコルソ(Cane Corso)はそういった配合ではなく、古代ローマまでさかのぼる歴史を持つ、驚くほど大きな、がっしりとした犬です。イタリアン・マスティフとも呼ばれるこの犬は、古代の戦争で戦ったこともある地中海の戦士で、戦場を後にした現在は素晴らしい番犬として活躍しています。

カネコルソの性格は、その逞しい体つきとは対照的に繊細です。「外見では判断できない」というフレーズは、正にカネコルソにぴったりです。

温和な性格の犬

一見すると、凶暴な犬と思われがちなカネコルソ。しかし、それは偏見に過ぎず、本当は温和な性格をした犬なのです。

カネコルソは控え目で穏やかなだけでなく、従順で忠実でもあります。このイタリアン・マスティフは最も賢い大型犬と言われています。子どもへの寛容さには限界があるものの、嫉妬心をむき出しにすることはありません。

多才でどっしりと構えたカネコルソは、特に理由もなく騒ぎ立てる犬ではありません。実際、興奮することは少ないため、コントロールを失ったように騒ぐところを見ることは、ほぼないと考えていいでしょう。

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保守的な犬

カネコルソは飼い主や家族には非常に穏やかです。しかし、家に近付いてくる見知らぬ人に対しては警戒心が強いのも特徴です。家や庭でゴソゴソと突然何かが動くと警戒心をあらわにします。

また、カネコルソは飼い主を守ることが使命と理解している上、他の犬と生活を共にし、他の犬を守ることもできます。

まじめな犬

カネコルソは特に成犬になると、遊ぶことをあまり好みません。通常は、自分の縄張りを守り、周囲で何が起きているかをじっと観察しています。

また、あまり愛情を示す犬ではないため、子どもとは慣れ合わないと言われています。カネコルソがたくさん吠えるときは、すべてが正常ということを意味します。その反対に、カネコルソが物静かになったときは、何かに脅かされていると感じたときです。

カネコルソはその性格から、素晴らしい番犬になります。筋肉質でどっしりとしていて、本当に必要なときだけ攻撃をする強い犬です。そして、その体重は45kg(100ポンド)にもなります。

カネコルソ 2

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しつけ

カネコルソの持ち前の性格を伸ばすにはしつけが必須です。この犬種をしつけるのは不可能ではありませんが、難しいことに間違いはありません。飼い主は反復的に教える必要があります。

この点を除けば、飼い主はカネコルソに言うことを聞かせられるようになります。そのためにも社会化は重要で、子犬の頃からのしつけが必要です。

カネコルソのしつけは、他の犬と仲良くやっていくことと、番犬としての役割を果たすということに基づいて行いましょう。前者は必須で、後者はこの犬種の本来の仕事です。

カネコルソを飼うにあたり知っておきたいこと

まず、カネコルソの血統を証明する法的な書類が必要です。この書類は簡単に低価格で入手できます。カネコルソの販売者が書類の提供を拒否した場合は注意しましょう。

健康に関しては、動物病院での定期健診、ワクチン、虫下しなどが必要です。カネコルソの最も多い健康問題は体重と運動に関してです。また、目や歯の健康にも注意しましょう。

カネコルソの3つの基本的な推奨事項

カネコルソは短毛で粗い被毛をしているため、温暖な気候に最適です。極寒の気候は苦手なことが多い犬です。また、カネコルソを飼う場合、飼い主の家には大きな庭があるといいでしょう。縄張り意識が強く、エネルギーを沢山消費しなくてはいけない犬だからです。

そして、カネコルソを家に迎え入れることを決めた人は、長時間のお散歩に慣れておくようにしましょう。まとめると、カネコルソは筋肉質で、温暖な気候で庭のある家の番犬に最適な犬です。愛情表現はあまり期待できませんが、絶対的な忠誠心と守られている安心感はかけがえのないものになるでしょう。