グレイハウンドの5つの品種を見てみよう

· 2019年3月27日
グレイハウンドには色や体格の異なるいくつかの品種がありますが、その中でも共通しているのは長い脚と軽い体重です。この犬はなんと時速50キロ近いスピードで走ることができます。

グレイハウンドという名前は誰しも耳にしたことがあるのではないでしょうか。では、グレイハウンドにもいくつかの品種があることはご存知でしょうか。ここでは、その中でも特によく知られた種類についてご紹介したいと思います。

グレイハウンドの種類

アフガン・ハウンド

ページ冒頭の写真にあるアフガン・ハウンドはグレイハウンドの品種の中でも指折りの美しい犬種です。明るい金色の毛並みは絹のように長く滑らかで、一見すると気難しそうに見えるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。

この品種はその名のとおり、アフガニスタンの原産です。時速60キロで駆け抜けることができ、長距離でも時速20キロ程度でほとんど休まず走り続けることができます。現地では古来から国の宝とみなされていたために、最近になるまで一般に見かけることはほとんどありませんでした。

実のところ、イギリスの植民地となる以前は、アフガン犬はすべて王の持ち物だとみなされていました。入植者たちがイングランドに持ち帰ったことによって西洋世界に広まりました。

ロシアン・グレイハウンド

細身で背が高く、グレイハウンドの中でも一番優雅な犬かもしれません。別名ボルゾイとも呼ばれ、ロシアのツァーリ(王)や貴族の犬として扱われてきました。驚くべきことに、この品種はを狩るのに用いられていました。

ロシアン・グレイハウンド

狼だけではなく野ウサギ狩りにも使われていたことからも、その足の速さが伺えます。しかし、君主たちはそのスピードよりもむしろ美しい姿を賞賛してきました。そのために、さまざまなグレイハウンドの品種の中から、宮殿のお供として選ばれたのです。

ロシアン・グレイハウンドはその寒冷地に適応した毛皮から、アラビアン・グレイハウンドの血を引いているのではないかと専門家は推定しています。

アザワク

アザワクの故郷はアフリカの砂漠地帯です。この品種を育て上げたのはトゥアレグ族だと言われています。この犬は野ウサギを狩るのに使われ、最高時速40キロで走ることができます。

アザワク

他のグレイハウンドと違い、アザワクの体は前後の長さよりも体高の方が大きくなっています。この犬は数多くの部族が存在する中でトゥアレク族のシンボルとして扱われていたため、70年代になるまで輸出されることはありませんでした。それ以前でアザワクが外に出たのは、一族を象の襲撃から救った猟師に礼として贈られた2頭が唯一の例でした。

スコティッシュ・グレイハウンド

グレイハウンドらしい見た目はしていませんが、長い脚と細身の体という特徴を備えています。長い間、スコットランドの猟師が鹿や猪を狩るのに使われてきました。足の速さだけではなく、力の強さもその役割に見合ったものをもっています。

スコティッシュ・グレイハウンド グレイハウンド 品種

この犬種の起源については知られていません。フェニキア人が持ち込んだのだとか、ケルト人が連れてきたなどとさまざまな説があります。

スコティッシュ・グレイハウンドの長い毛はスコットランドの寒い冬に役立っています。不思議なことに、まるで羊のように脚の下のほうには長い毛が生えていません。

バンジャラ・グレイハウンド

グレイハウンドの中でもあまり知られていない品種です。インドのバンジャラが原産地で、学問的には品種ではないとする意見もあります。

バンジャラ・グレイハウンド グレイハウンド 品種

この犬の長い脚やすらりとした体つきを見ればグレイハウンドの一種であることは間違いありませんが、その顔立ちからは、他の犬種との交雑が行われていることも見て取れます。そのため、その起源については疑問が呈されています。ともあれ、バンジャラ・グレイハウンドのスピードと身体能力は、他の有名なグレイハウンドの中にあっても注目すべきものです。