チワワがピットブルよりも攻撃的なことが判明

· 2018年12月5日
研究によると、チワワが最も攻撃的であることが分かりました。信じられないかもしれませんが、彼らは見知らぬ大型犬を前にしても攻撃的になったそうです。

何年にもわたって、ピットブル・テリアは最も攻撃的な犬の一種と考えられてきました。しかし、最近の研究によって、ピットブル・テリアと言えどもチワワと比べればまだおとなしい方だということが分かりました。そうです、あの小さくて気の弱そうなチワワが、ピットブルよりも攻撃的なのです。

チワワに関する研究

「Dognition」というウェブサイトが最近、あらゆる環境における犬の攻撃性についての研究を発表しました。「あらゆる環境」というのは、見知った人や知らない人、子ども、家族、サイズの違う知らない犬など、それぞれ異なった状況下における犬の反応についてです。

草むらに座るチワワ

そして研究された犬種の中で、チワワが最も攻撃的であることが分かったのです。信じられないかもしれませんが、彼らは見知らぬ大型犬を前にしても攻撃的になったそうです。

しかしさらに驚きの発見があります。なんとこの研究によって、ピットブル・テリアが最も穏やかな犬種の一つであることが分かったのです。

この結果は、多くの人間が抱いていたピットブルに対する偏見を根本から覆したと言えるでしょう。そう、ピットブル・テリアは比較的穏やかなワンちゃんで、そして最もどう猛かつ神経質な犬種は、チワワだったのです。

この研究は、犬の攻撃性を異なる環境下で観察・評価するものでした。つまり、よく知っている人、見知らぬ人、子ども、他の犬と一緒にいる時など、あらゆる状況における犬の攻撃性が計られました。

そして、なんと4,000人もの飼い主さんがこの研究に参加したのです。

この研究で最もポピュラーな犬種は35種類ありましたが、その中でチワワの攻撃性が最も高いこと、そして彼らは大型犬を前にした時に最も攻撃的になることが分かりました。

研究に参加したチワワの飼い主さんたちは、平均して自分の愛犬を「少し攻撃的」と評価していましたが、実際他の犬と比べてみると「極めて攻撃的」な部類に入り、チワワに対する偏見も明かされました。

それだけでなく、同時に、多くの人がピットブルに間違った偏見を持ってしまっているということも考えさせられます。

このようなデータは、犬種における偏見を無くしていく上でとても大切なものですし、ピットブル・テリアを飼っている人たちにとっても、愛犬についての誤解を無くす上で大切だと言えるでしょう。もしかしたら、必要以上にピットブルたちに厳しくしていた人たちもいたかもしれません。

犬の習性

犬の習性は育つ環境にも大きく左右されます

彼らは飼い主たちの行動や態度を観察していますので、飼い主さんたちがどのような状況でどのような態度を取っていたか、ということを覚えています。

ピットブルが着せられた汚名

ピットブルがさらされてきた社会的偏見は今に始まったことではありません。彼らは危険な存在だと信じ込まれ、それは政治や文化の中にも深く刻み込まれてしまっています。ロシアの文豪ドストエフスキーでさえもピットブルを「酷いケモノ」だと呼んでいるのです。

またメディアがこのような偏見を加速してきた側面も否めません。

例えば、2008年にとある女性がピットブルに襲われて入院することになった事件。この事件は国内外問わず、230件の記事と多くのテレビによって報じられました。

一方、その数日後に雑種犬が16ヶ月の男の子を殺したという事件は、地方紙によって2回取り上げられただけでした。

今だに多くの人が、大型犬は凶暴で野性的で、小型犬は落ち着いていて優しいと思い込んでしまっています。

そしてこのような偏見によってか、世界で900もの都市が「ピットブル」に対する特例を設けており、これらはピットブルに対する口輪の義務化から安楽死についてまで様々です。

チワワの特徴

クッションに座るチワワ

チワワは犬の中で最も小さな犬です。

その見た目の可愛らしさはもちろん、知能も高く、活発で好奇心旺盛な傾向にありますし、しっかりと愛情を注ぐ飼い主さんには、それ以上の愛をお返ししてくれます。

さらに、チワワはメキシコの「チワワ州」という場所から来たって知っていましたか?そこで生まれたかどうかは分かりませんが、少なくともチワワ州という場所で最初に発見されたワンちゃんなのです。

さて、チワワという犬種そのものにこれといった性格があるわけではありません。つまり、トレーニングやお世話をする段階で、愛情深くて優しいワンちゃんにもなりますし、反対に悪意に溢れるワンちゃんにもなってしまいます。

しかし一般的にチワワはとても知的で従順です。そして、自分が欲しいと思ったものを手に入れるのが大好きです。

小さな体からは想像もできないほど、勇敢かつ誠実で、家族にも尽くしてくれます。また警戒心が強い傾向にあり、家にお客さんが来たりした日にはとても用心深くなります。

さらに飼い主が他の人や動物と触れ合ったりしているのを見て、ヤキモチを焼くこともよくあります。

チワワはあまり自分の体格を気にしていませんので、大きな動物や人間にも立ち向かったりしてしまいます。しかしこれは、喧嘩を吹っかけるというよりは、自分や飼い主の身を守るために戦おうとしてくれている場合がほとんどです。