アメリカン・アキタ:崇高な性格を持つ犬

· 2018年11月13日
日本にいる秋田県とは異なるものの、その起源は日本の秋田犬であり多くの類似点があります。

アメリカン・アキタと呼ばれる犬種は、日本の秋田犬と似ていますが、異なる犬です。また、秋田犬と区別をするために「アメリカン・アキタ」と呼ばれるようになりました。

アメリカン・アキタについて

日本にいる秋田県とは異なるものの、その起源は日本の秋田犬であり多くの類似点があります。

起源

アメリカン・アキタの起源となる秋田犬の祖先は、様々な資料によると、この地方に存在した猟師の犬、秋田マタギ犬と考えられており、熊狩りなどで活躍していました。

その後、闘犬として使用されていたことから、海外の犬と交配され最初の頃のよりも大きな現在の秋田犬のサイズへと変わりますが、闘犬が1910年に禁止されたことで一時衰退します。

その後、1931年に秋田犬9頭が天然記念物として国に認定されました。

また太平洋戦争の最中には、軍服や毛皮などを作るために秋田犬が使われていました。そして終戦後、米軍の一部の人が、軍事目的のために日本の秋田犬をアメリカへと連れて帰りました。

アメリカン・アキタ 2
写真提供: Bchappell702

その後、非常に賢い秋田犬はアメリカで人気の犬種となりましたが、日本の秋田犬とは徐々に違う犬種となったことから、二つの犬種を分けて「秋田犬」と「アメリカン・アキタ」と呼ぶようになりました。

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アメリカン・アキタの特徴

大きく頑丈で、強靭な体力を持っているアメリカン・アキタは厚い毛皮のおかげで、高温、低音、そして痛みなどに耐えられると言われています。

尻尾は常にカールしてふわふわとしており、三角の頭部、幅はあるのに短い鼻、小さな目と耳などが特徴的です。

オスは、身長61〜71cm、体重が32〜35kg程度に成長すると考えられ、その大きさから潜在的に危険な犬と考えられることもあります。

性格

しかし実際のアメリカン・アキタは家族と一緒に過ごす時間を好み、子供と遊ぶのに最適な犬です。

また必要な時はいつでも家族を命がけて守る準備ができているほど、家族に従順な犬です。

献身的で飼い主に忠実なアメリカン・アキタは、家にやってくる客人には友好的であるものの、他の犬や同じアメリカン・アキタにはあまり関心がなく見えますが、実はアメリカン・アキタが、他の犬を脅威としてみるタイプの犬種だからです。

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小さい頃からしっかりとした訓練としつけを受けることで、知的で独立した、飼い主の指示に従う良い犬へと成長します。

秋田犬をしつけるのは容易なことではありませんが、飼い主がリーダーシップをとることが大切です。

過去に闘犬として使用されていたことがあるアメリカン・アキタですが、その性格は全く攻撃的ではありません。

オスのアメリカン・アキタはやや支配的で訓練が難しいですが、メスの方がテリトリーを主張せず訓練が簡単だと言われています。

特別に必要なこと

アメリカン・アキタは、特別な健康問題などのない、強くて健康的な犬です。

ただし、彼らの毛皮はしっかりとした手入れが必要です。頻繁にブラッシングを行い、適切な製品で毛皮を美しく輝かせることが重要です。

健康で大きく頑丈な秋田犬は、その体型を維持するため、そして心の健康バランスを保つためにも、十分な運動が必要です。

アメリカン・アキタは大型犬ですので、飼うとなると十分なスペースを必要とします。

アメリカン・アキタを迎え入れる前に、自宅のサイズなどをしっかりと考慮に入れ、必要ならば獣医や専門家に相談して、自宅のサイズが十分な大きさかどうか、運動をさせる場所はあるのかなどを確認してください。