犬が下痢したら?:下痢の対処法

· 2018年5月25日
犬の下痢は悪くなった食べものが原因のこともありますが、理由はさまざまです。なぜ下痢をしてしまっているのか原因を見つけ、愛犬の健康を取り戻してあげましょう。

殆どの場合、下痢は深刻な健康上の問題を引き起こすわけではありません。しかし、愛犬のためにも飼い主のためにも(汚物処理をしなくてはいけないのであれば)、下痢をしたときの対処法を知っておきたいですね。この記事では、ペットによく見られる腸のトラブルについて詳しく説明していきます。

なぜ犬も下痢をする?

下痢の原因はさまざまです。人間と同じように、下痢の原因によって深刻度は変わってきます。下痢の3大原因は次の通りです。

1.細菌とウイルス

腸には、食べものを消化し、便として老廃物を排出する何百万もの細菌がいます。しかし、なんらかの理由で腸内フローラのバランスが崩れてしまうと下痢になってしまいます。

ウイルスが体に侵入し消化器系に悪さを働くと、腸内細菌はうまく稼働することができません。また、悪くなった食べものでも下痢は引き起こされますし、パルボウイルスジステンパー、ケンネルコフ(犬伝染性気管気管支炎)といった病気が原因になることもあります。

2.食べもの

犬は好奇心が強く、もともと甘いものが大好きな動物です。食べた後でも平気でゴミをあさり、テーブルから食べものを盗み食いするのです。悪くなった食べもの、生もの、胃腸に合わないものを食べると腸のトラブルが発生し、結果として下痢をするのです。

犬のうんち

また、犬に質の悪い食べもの、牛乳、パン、骨など、正しく調理されていないものを犬にあげてしまう飼い主の責任でもあります。食べ過ぎや食物アレルギーでも下痢になります。

3.寄生虫

寄生虫は犬の下痢で一番よくある原因です。寄生虫は通常、生後数ヶ月の間に発生します。ワクチン接種と虫下しを行っていても100%リスクがなくなるわけではありません。

また、予防薬では防ぎきれない寄生虫もいます。ジアルジア症のように抗生物質を使った治療が必要になる寄生虫も多く存在します。

 

犬が下痢をしてしまったときの対処法

まずは下痢の原因が病気ではなく、単なる胃腸炎であることを確認しましょう。下痢以外に、発熱、倦怠感、血便、食欲不振、痛みなどの症状がないか注意しましょう。もしあった場合は、すぐに獣医に連れて行きましょう。

しかし、排泄物が液体になってしまっているだけで愛犬が元気で嬉しそうにしているのであれば、次のヒントを参考にしてみてください。

 

1.24時間絶食

食べものをさらに与えることは逆効果になることが多く、腸内細菌のバランスを整えるのに唯一必要なのは絶食のこともあります。特に愛犬に元気があるのであれば、1日食べなくても心配することはありません。

 

2.水をたくさん飲ませる

下痢は大量の水分を失うため、お水はたっぷり与えましょう。ボウルは常にお水がたくさん入っているようにして、1日を通して数回はお水を飲んでいるか確認してください。

水を飲む犬

3.柔らかい食べものをあげる

絶食が終わり下痢も落ち着いてきたら、それから数日間の食事は特別メニューにしましょう。骨のない鶏肉、お米、パスタなど消化しやすく、お腹に優しい食べものを与えます。肉、高脂質の食べものやドッグフードは避けましょう。通常の便に戻るまでは便の量や見た目などを確認するようにしてください。そして、少しずついつもの餌に戻していきます。下痢を繰り返すようでしたら獣医に診てもらいましょう。

4.食事の量を調整する

下痢を治そうとしているときに忘れてはいけないのは、もし可能であれば犬は自分の好きなものを好きなだけたべてしまうということです。状況を正しく判断し、1日を通して適切な量の食べものを与えるようにしましょう。朝か夜に1食だけあげるのではなく、1日の食事量を少しずつ2回に分けて与えましょう。

5.下痢を防ぐ

犬が下痢になってしまった理由はなんでしょうか。ドッグフードのメーカーを変えたのかもしれません。あなたの知らないうちに公園で何かを食べてしまったのかもしれません。または、生ものをあげてしまったのかもしれません。同じことを繰り返さないように、そして愛犬の健康を守るためにも、このようなことは避けましょう。