エレベーターに閉じ込められた犬がとった行動とは?

· 2018年5月25日
エレベーターに1人で閉じ込められて嬉しい人はいませんね。それは、迷子の犬も同じなのです。

エレベーターに閉じ込められるという悪夢のような状況で、あるワンコは人間と全く同じような行動を取ったのでした。緊急呼び出しボタンを含むすべてのボタンを押したのです。びっくりですね。でも、これは動物たちの“賢さ”を知るエピソードのほんの一つに過ぎないのです。

バルセロナのエレベーターに閉じ込められたワンコのお話

それはバルセロナ地下鉄11号線のトーレ・バロ/バルボナ駅で起きました。地下鉄の警備・市民保護センターに1本の電話がかかってきました。それはロビーと地上を繋ぐエレベーターの中からでした。

何が起きているのか確認するべくエレベーター内のカメラを確認すと、そこに映っていたのは緊急呼び出しをした犬だったのです。

シェパード

首輪をしたこの犬は、一時保管所から解放されると明らかに混乱していました。後に市の警備が保護し、飼い主の元に無事に帰って行ったようです。

バルセロナ地下鉄のエレベーターに閉じ込められたこのワンコのエピソードをご存知ですか?このワンコは人間と同じように、届く高さのボタンの全てを押して脱出を試みたのです。

ワンコは飼い主のマネをした

恐らくこのワンコは飼い主さんとのお出かけで何度も目にしたことを真似したのでしょう。エレベーターのドアを開けるためにボタンを押したのです。人間が押して開くのであれば、犬が押しても開くと思ったのかもしれませんね。

犬には素晴らしい観察力が備わっているのです。そして、疑うまでもなくとても賢いのです。犬の賢さは科学的にも証明されています。

メリアム・ウェブスター辞典は「知能」を、新しい状況や困難な状況下で、学習、理解、対処する能力と定義しています。これは、正に犬に当てはまる定義ですね。

犬の知能

犬の認知能力は人間の幼児と同等であることがある研究で述べられています。例えば、幼児のように、犬は推論と除外によって語彙を吸収していくのです。また、なかには抽象的な概念と特定の物と関連付けることができる犬もいます。

また、犬は4万年以上にわたり人間の傍にいるため、生まれ持った知能だけでなく、何世紀にもわたる観察から人間たちをよく理解しているのです。人間たちが何をどうするか、そう、エレベーターのボタンを押すことすら知っているのです。

ワンコは真似や模倣が得意な動物です。ある研究では、犬がドアを押し開けられるかというものがありました。犬は人間を真似するグループと、ドアを開ける方法を自分で見つけ出さなくてはいけない2つのグループに分けられました。この研究では、人間を真似するグループの犬の方が明らかに早く学習しました。得られた結果は、犬は“試行錯誤”ではなく、先にお手本を見てからの方がより早く問題を解決できる傾向にある、ということでした。

主導権はエレベーターのボタンも押せる愛おしいワンコ

 

ここまでの情報で驚いてはいけません。は人間を操ることもできるのです。心当たりがあるかもしれませんね。

最近の調査によると、犬は人間をだまし、自分の都合に合わせて行動を変えるというのです。そして、自分の欲しいものを手に入れるために、それをひっそりとやっているというのです。確かにワンコたちは人間の言うことをしっかりと理解していますし、何よりも話し方を理解していますから不思議ではないですね。

人間の視点からすると、犬に足りないのは言語だけだと言う人もいます。しかし、犬にはちゃんと犬の言語があります。犬がドアを開けるのを学習したように、人間も犬の言語を学習すればいいだけなのかもしれませんね。