台湾で犬や猫の肉の消費が禁止に

· 2018年9月5日

台湾では動物愛護法の改正が行われ、犬や猫を食肉加工することはもちろん、彼らの肉を食すのも違法にしたアジアで最初の国となりました。

さらに、これからはその法律を破って犬や猫の肉を販売した業者には、非常に厳しい処罰が待っています。彼らには禁固刑と高額な罰金が課せられる事になりました。

現在この改正は、台湾行政部と大統領の承認待ちの状態ですが、執行されれば違反者に最大2年の禁固刑及び20万から200万台湾ドル(おおよそ6から60ユーロ)の罰金が課せられます。ちなみにこの処罰は、加工業者だけでなく販売業者にも課せられるのです。

かつての法律では、意図的に動物に怪我、臓器に負傷、そして死に追いやった場合の処罰は極めて小さなものでした。

さらに、以前から犬や猫の販売及び食品加工は違法とされていましたが、それを食する事も違法となったのは今回が初めてです。

もしこの法律が執行されると、犬や猫を食べた人には1.5ユーロから7.7ユーロの罰金が課せられることとなります

さらに、違反者の顔写真と名前が公開される事もあり、記録にも正式な犯罪歴として残り続けるのです。

他にも興味深い変更点として、自動車などの乗り物に動物を載せる場合、動いている最中はリードをつけておかないと、およそ90ユーロから460ユーロの罰金が課されるようになりました。

犬肉及び猫肉の販売を禁止している他のアジア諸国

木製の檻に入れられた犬

 

近年、犬肉や猫肉の消費は減少傾向にあり、アジアでもペットとしての認識が高まってきています。確かに犬や猫を食す事を禁止している国は未だ台湾のみですが、他のアジア諸国でも廃止に向けての動きが強まってきているのも事実です。

例えば韓国では、食肉加工や動物虐待は含まれないながらも、複数の地方行政団体が犬肉と猫肉の取引を禁止する規定を出しています。

一方香港はその逆を行っています。つまり食品加工は禁止ですが、犬や猫を食すのは未だ合法だという事です。

中国では、動物福祉はまだ大きな課題として残っています。犬肉や猫肉を食べる人は少なくなってきたとは言え、中国の興業県で行われる犬の肉祭りなどの催し物もまだ存在しており、議論の的となっています。こういった祭りの存在は、動物保護に関するアジア全体のイメージにも深く影響を与えていると言えるでしょう。

マドリードでは捨てられた動物たちの安楽死が禁止に

一方その頃、マドリードでは新たな動物保護法が生まれました。嬉しい事に、それは路上やケンネルに住まう動物たちを安楽死させるのを禁止する法律です。

この新法によって、もうシェルターに住む動物たちが犠牲になることは無くなったのです。つまり、捨てられた上に殺されるという二重の苦しみを味わうことな無いということです。そして、この法律の根幹にあるのはやはり、過剰繁殖を防ぐ為の、去勢の重要性でしょう。

それだけではありません。この法律では動物を虐待することはもちろん、それを見て見ぬ振りする事も禁止しています。また動物をレジャー目的のイベントに展示する事も新たに規制対象となりました。

さらに、動物を使って物乞い行為を行うのも違法となりました。

他にも、何かのご褒美や褒賞として動物をあげたりするのも禁止になりましたし、当局の許可無く動物の写真等を広告に用いるのもダメになりました。

まだまだあります。窓などの換気口を閉めたまま動物を車に置いて外にでるのも禁止になりました。消火器や圧縮空気などを正当な理由なく動物に向かって発射するのも今や禁止です。

これらの動物保護法は、動物の食品加工の禁止を促進しています。当然ペットストアや動物病院も動物を敷地内に預かっている限り、目まぐるしく変化する規制に随時対応していく準備が必要でしょう。