就職先が決まった退役軍人と介助犬

· 2018年9月2日

戦争の最中など、恐ろしい時期にお互いを慰め、助け合った兵士と犬についての話はたくさんあります。今回の話はその中でも介助犬と一緒に雇われることになった退役軍人の話です。2人にそろって同じ場所で働けるのは素晴らしい出来事です。

退役軍人、犬と一緒に採用される

クレイとシャーロット

退役軍人クレイ・ルーシーアシスタントドッグを連れているために、多くの企業から採用を断られていました。しかし長い就職活動の後、ハードウェアの店がついに彼を採用しました。そして彼の犬も採用されたのです!

多くの元軍人にとって、その障害や怪我のために仕事を見つけるのは非常に難しいことです。特に彼らが介助犬を必要とする場合はそうです。このような状況にある人は仕事に応募しても採用されることが少ないです。雇用主は、介助犬により気が散り、邪魔をしたり顧客の迷惑になると考えているからです。

しかし、障害のある人を雇う企業が現在増え続けています。テキサス州のホームセンターのお店、ロウズはそのような企業の1つです。

この店はクレイともに介助犬のゴールデンリトリバーであるシャーロットを雇いました。この話は、ある客が2人の仕事へ行く様子の写真をネットに投稿して、非常に注目されることになったのです。写真の下にはこう綴られていました。「障害のある退役軍人が介助犬を必要とするために就職難に陥っていましたが、ロウズは犬も軍人も両方雇ったのです!」そして、この投稿は瞬く間に世界中に広まりました。

クレイは長年にわたって米空軍で勤務していましたが、数回の膝の手術の後、再び入隊することができませんでした。その結果、彼は新しい仕事を見つける必要がありました。障害の程度はそれほど問題ではありませんでしたが、彼は介助犬を24時間必要としました。

クレイのインタビュー

クレイは面接の際、シャーロットの振舞いは完璧だという事を店長に説明しました。彼女は問題を起こさず、非常に静かで社交的な犬でした。クレイを助けるのが彼女の仕事でした。

店はシャーロットが店で働く犬だと認識されるために何かユニホームのようなものが必要だと考えました。そこで飼い主と同様に、店のロゴをつけたベストをつくりました。シャーロットの行動は最初の2カ月間とても優秀だったので、クレイは今度は別の犬を連れて行くことにしました。新しい犬は生後6ヶ月のローラで、20歳で引退予定のシャーロットの代わりにもうすぐクレイと一緒に仕事をする予定です。

退役軍人と犬のもう一つの物語

客に可愛がられるシャーロット

もう一つの物語は、トレオと言う名前の黒いラブラドールについての感動的な話です。デイブは、1986年チェシャー連隊に勤めていた軍曹でした。2005年には、武器や爆発物の検出に使用されていた捜索犬のトレーナーになりました。

3年後、デイブはアフガニスタンでの任務を遂行し、36カ月間彼とトレオはいつも一緒で、彼らは親友になりました。そして、デイブは兵士から引退した時、トレオを家族の一員に迎え入れたいと考え、家に連れて帰りました。(彼には妻と3人の子供がいました)。

2010年、イギリス軍はトリオの勇気ある行動を表彰しました。彼はヘルマンド州で複数の爆発物や武器を見つけることによってたくさんの兵士の命を救ったのです。

その後、トレオは14歳でこの世を去りました。トレオの死をデイブは悲しみ嘆きましたが、トリオの人生に敬意を表したいと思い、デイブはトレオの足跡のプリントをタトゥーにして体に刻むことにしました。そのタトゥーには軍人の愛犬らしい言葉も刻まれていました。

“自分の人生を捨てても、あなたのために尽くし何も見返りを期待しません。

私の命と引き換えに父親を守り、喜んで弾丸を受けとめます。

武器と爆弾を見つける為に努力します。

最初に戦場へ送られ、最後に戦場を去ります。

父親の鼻となり耳となります。

父親を守り彼のために奉仕します。

私は彼とあなたのために死ねます。

私はただ思いやりと優しい言葉が欲しいだけです。”