里親になって10匹の老犬と1匹のブタを救った男性

· 2018年12月16日
里親になるというのも、心を開いて助けを必要としている動物に手を差し伸べる方法の一つです。

スティーブ・グレッグさんは、ある計画を立てていました。「年老いている」という理由で他の人に拒まれ続けてきたワンちゃんの里親になりたかったのです。

注目され始めた慣習「引き取り」

昨今、動物を飼う際にはペットショップに行くのではなく、どこかから引き取ってくるという方法が随分とポピュラーになってきました。これは将来、もっと多くの人がペットの引き取りをポジティブに考えるきっかけになるかもしれません。

もし、あなたも新しく動物を飼おうと考えていらっしゃるのなら、是非「引き取り」も選択肢に入れてください。これは動物の権利を守ることにも繋がりますし、少なくとも不幸な動物達を減らしたり、保護する行為と言えます。

それでも、特定の条件下においては未だ多くの人が「引き取り」を躊躇ってしまう現状もあります。例えば、障害を抱えている犬や猫は里親を見つけにくいですし、年老いた動物達もそのような困難を余儀なくされています。どうやら、「トレーニングが難しそう」や「子犬や子猫の時から一緒だったわけじゃないから、あんまり愛情を抱いてくれなそう」といったイメージが先行しているようです。

スティーブ・グレッグさんの物語

異なるサイズの犬達

かつての愛犬が亡くなってから数年後、スティーブさんは愛犬の死を無駄にしない為に何が出来るかを考え始めました。そして彼は、地元のシェルターから「年老いていて、里親を見つけにくい犬」を引き取ることに決めたのです。

まず、スティーブさんが家に迎え入れたのは、「イーヨー」と名付けられた12才になる小さなチワワでした。この子は膝を悪くしていたのと、心臓の鼓動に雑音が見られるということで、引き取り先を見つけるのに苦労していました。

この事を知った時、スティーブさんはイーヨーが自分の人生を変えてくれると予感したそうです。ほとんどの人は、最愛のペットが死んでしまった後には嘆き悲しみ、もうペットの死を見るなんて真っ平御免だと感じるでしょう。

でもスティーブさんの考え方は違います。彼は、新しいペットが心に新しい風を運んできてくれると考えているのです。

今や10匹の犬と1匹のブタ、また他の小型動物も飼うことになったスティーブさんですが、当然お世話も生半可ではありません。スティーブさんは毎日朝の5時に起床し、ペット全員分の朝ごはんを作るのが日課になっているそうです。

こんなにたくさんの動物にご飯をあげるだけでも大変な筈ですが、彼のペット達にはそれぞれ異なった食事ニーズがありますので、なんと彼は10種類ものご飯を作り、色々な薬を与えなくてはならないのだそうです。

食事だけではありません、彼は毎日散歩や遊びの時間を確保し、時には病気の治療・看病をしてあげなくてはならない日もあります。ところで、老犬の健康状態は彼らが若い頃にどのような暮らしを行なっていたかが大きな要素となります。彼らが若かった頃の生活も含めて、全ての責任を今はスティーブさんが担っているのです。

またワンちゃんの心と体の健康のためには、ゲーム感覚で出来る遊びも欠かせません。

老犬に適した運動

若い頃の犬が受けてきたお世話の質は、年老いた時の健康状態に直結していると言っても過言ではありません。若い頃の栄養状態や生活環境が、老後の健康や寿命に影響を与えているのだとすれば、見方によっては、老犬のお世話はその子が生まれた時から始まっているとも言えますね。

このため、毎日の散歩といった運動は、老犬にとって健康の秘訣ですし、ルーティン化しておかなければなりません。

専門家は、老犬であっても毎日少なくとも30分以上の運動をさせるよう推奨しています。長めの散歩などがベストでしょう。

このような適度な運動は、老犬にとっては老化過程で発症しがちな様々な病気を予防することにも役立ち、関節炎などはその最たる例の一つです。

さらに、運動によって肥満のリスクを軽減できるのもメリットの一つとして挙げられます。

そのほかにも、老犬を引き取る際には食事にもこだわっておきましょう。食事の質は、生活の質や健康などと深い関係にありますからね。

そこで一つ大事なのが、犬の食生活は年齢によって変えていかなければならないということです。老犬の場合、体の活動は若い犬に比べてゆっくりになりますので、身体活動が減った分摂取カロリーも減らしていかねばなりません。

老犬 と食事 年老いた動物

引き取りとワンちゃんに適した食生活

袋に入っていたり缶詰のご飯を上げる際には、老犬に合ったものを選んであげましょう。特に低カロリーで食物繊維豊富なものがオススメです。

またプロテインが豊富なご飯も、老いたワンちゃんに適している場合が多いです。というのも、歳をとるにつれて筋肉が退化していき身体的にも苦しくなってきますので、プロテインでそれを補うのです。