パピーミルの廃止を!

· 2018年9月10日

パピーミルとは、犬、猫、または他の動物が、通常のブリーダーなら守るはずのルールやスケジュールを無視されて大量に繁殖される場所です。 パピーミルは巨大なビジネスであり、ペットショップのショーウィンドーに子犬を並べることで懐に札束を入れているのです。また、ペットショップで動物を買いにきた人達はこのような方法で繁殖した動物の健康を気にしている人は多くないでしょう。

パピーミルの現実

抱っこされる犬

一般的にパピーミルとして知られている「子犬工場」は、私たちの想像をはるかに超えた巨大ビジネスへと成長しました。アメリカだけでも、約10,000ものパピーミルがあると推定されています。

低コストで子犬を「生産」し、より多くの子犬を低価格にて販売するため、動物たちはあらゆる不自由や虐待を押し付けられているのです。

だからこそ、この状況をしっかりと認識し、パピーミルを支援するようなことは止めなくてはいけません。理想的にはペットは購入するのではなく引き取るものですが、もし買うのであれば、その子が良い環境で育ったことが確認できる所からにしましょう。

動物が大好きなのであれば、パピーミルから購入してはいけません。引き取るか信頼するブリーダーから購入するようにしましょう。

パピーミルの劣悪環境

パピーミルでは動物はすし詰めにされたケージや箱に入れられ、あらゆる感染症や病気にさらされています。野ざらしで繋がれているだけのこともあります。

  • パピーミルの動物たちは母親と過ごす時間が短い
  • きちんと食事を与えられていない
  • 親兄弟や他の犬と遊ぶことが出来ないため社会的でなくなる
  • 散歩に連れて行ってもらったり遊んでもらったりすることはなく、ましてや撫でられることなど決してない
  • 必要な定期健康診断を受けていない
  • ワクチンは適切な時期に接種してもらえない
  • 法律で定められた体重と月齢に達する前に販売され、血統書や健康診断書は改ざんされたものもある
  • 子犬はトラックによって輸送され、途中に死んでしまうこともある。輸送時間は長く、劣悪な環境で外国に輸送されることもある。

子犬と母犬

子犬に加え、繁殖に「使われる」メス犬もこの嘆かわしいビジネスの犠牲者であり、常に子犬を産まさせられているのです。子犬は通常より早くに離乳させられます。親犬や親猫はこの悪徳ブリーダー達に利益をもたらすよう早くに発情期に戻されます。

さらに、動物たちは密集した環境で暮らしていて、与えられるのは必要最低限な食事のみ。繁殖ができなくなると、パピーミルの営業者は動物を競りにかけたり、殺して処分したりします。

パピーミルで乱繁殖された子犬の状態

故意的でも故意的でなくても、パピーミルから子犬を購入してしまうと次のような問題が起きるかもしれません。

  • 購入後数日内の健康問題。よくあるのは内部・外部寄生虫に加えて、パルボウイルス、ブルセラ症、ジステンパー、疥癬(かいせん)、犬伝染性気管気管支炎です。適切な検査がないため、遺伝病もリスクです。
  • 性格や行動の問題。パピーミル出身の子犬はビクビクしていて、精神的に不安定で攻撃的なことが多いです。
  • パピーミルでは人間とふれあう機会が少ないため、パピーミルで繁殖された子犬は人間と社交的になれません。

パピーミルで育てられた子犬は購入してはいけない

ベンチの上の子犬

この悪徳繁殖業者を普及させないためにも、新しいペットを迎え入れるときは次のことに注意しましょう。

  • 責任ある評価された犬舎からのみ購入する
  • ショーウィンドーに犬を並べている店からは購入しない
  • 安すぎる価格は信用しない
  • オンラインや新聞広告で動物を購入しない

また、見つけるのは簡単なことではありませんが、動物を残酷に扱う店やパピーミルは当局に通報しましょう。顧客がいなければ、ビジネスは成り立ちません。簡単な仕組みです。犬は引き取ることをお勧めします。