首輪の色で犬の性格が分かる?

· 2018年8月24日
あなたは首輪の色で犬の性格が分かることを知っていましたか?

ファッションや飼い主の趣味とは関係なく、実は犬が身に付けている首輪はその犬の性格を表す場合もあるのです。今回ご紹介する首輪は興味深く、実用的なので是非あなたの愛犬にも使ってみてください。

首輪の色と犬の性格

黄色い首輪

馬小屋に行くと、尻尾に赤いリボンを付けた馬がいることに気が付くかもしれません。これは後方の人を蹴る癖のある馬という意味です。この赤いリボンは人々を危険から守る警告であり、馬もこれで驚くことがなく落ち着いていられるのです。この色は、犬の首輪にも用いられるようになっています。首輪は周囲の人に犬の性格を「お知らせ」しているのです。

これは、犬のリードや首輪に結ぶ黄色いリボンから始まりました。このサインは、2012年9月に設立された「イエロー・ドッグ・プロジェクト」と呼ばれる非営利団体により普及されたもので、このプロジェクトの目的は、見かけた犬を撫でる前に、その飼い主に犬を撫でる許可をもらうことを促すことでした。特に、子どもが犬を撫でても大丈夫かどうか、確認する方法だったのです。

このプロジェクトは、短期間で世界中に広まり、今では40ヶ国で行われています。犬のリードに黄色いリボンを付けておくことで、犬の近くを通る人はその犬が他の動物に対して攻撃的なのか、子どもが苦手なのか、大きな人に強く反応してしまうかなどが一目でわかるのです。

意識を高める「ネックレス」

イエロー・ドッグ・プロジェクトは、犬のパーソナルスペースを大切にする意識を高めることを目的としています。他の犬や人に近寄られたくない犬とは、

などが挙げられます。

財団の取締役によると、犬も自分のスペースが必要と述べており、犬は「理由もなく」攻撃的になることはないのです。攻撃的になるのは、恐怖や痛みを感じた時や保護施設から助けられたときなどで、もしかすると犬の攻撃性は野良犬、軍用犬、あるいは飼い主との主従関係が出来ていない犬に共通するものなのかもしれません。

また、この組織は次のことも明確に言っています。黄色いリボンを付けているからといって、飼い主がしつけをしなくてもいいということではありません。もしそうであるのなら、その犬とどう接したらいいかを周囲の人に説明することが必要になってきます。同時に、飼い主は自分のペットの行動を恥じる必要はありません。また、このプロジェクトは西ヨーロッパ、北米、オーストラリアではうまく普及されていますが、南米、アフリカ、南アジア、東ヨーロッパではまだあまり取り入れられてないようです。

他の色の首輪

オレンジの首輪

イエローリボンプロジェクトに加えて、フレンドリー・ドッグ・カラー社は犬の性格や行動を説明する他の色も取り入れようとしています。この会社では、様々な色の首輪、ハーネス、リードを販売しています。同様に、その犬の性格や行動も言葉として表記されています。この会社の創業者であるジョン・サヴィルはスタッフォードシャー・ブル・テリア(危険とみなされている犬種)を飼っていますが、散歩時に耳にする人々の偏見にうんざりでした。そこで、世界中の飼い主から支持を得たこの首輪を作ることにしたのです。これを犬に付けることでペット愛好家に知識を提供し、意識を高めることができるのです。

色は信号機と同じ簡単なシステムで、その犬の性格を周囲に伝える「声」になるのです。こうすることで街中や公園の散歩を犬にとっても、飼い主にとっても、周囲の人にとっても安心できるものにするのです。色の意味は様々なので、あなたも是非覚えておきましょう。

  • 赤:近寄らないで。要注意。
  • オレンジ:他の犬が苦手。
  • 黄色:そっとしておいて。予測不能な行動あり。里親になって、という意味もあります。
  • 緑:一人でも動物と近寄って大丈夫。フレンドリーな犬。
  • 白:耳が聞こえない、目が見えない、障がいがある。
  • 紫:食べ物を与えないで。(いかなる理由でも)