嫌われものだった犬コーキのお話

· 2018年10月22日
道端には病気をもった何百、何千もの見捨てられた動物たちがいます。何がおかしいだろうと疑問に思うことなく、私たちはこういった動物を差別してしまっているのです。

21世紀になっても、私たちは見た目で物事を判断してしまいます。このお話に出てくる コーキ は、どこに行っても、誰もこの彼女を見ようとしません。しかし、悲しいお話には必ずハッピーエンディングが待っているのです。

コーキ

コーキは自分に何が起こっているのか全く分かっていませんでした。毛は抜け落ち、肌はかゆみ、そして顔さえ痛む状態だったのに、人々は彼女のことをみようともせず、子供たちは、彼女が逃げていくのを見るだけです。でも、彼女はとても感情豊かな犬なんです。以前は、子供たちは遊ぶ為に彼女を探すくらいだったのに、今は何かが変わってしまいました。

彼女はそれがなぜか理解できませんでした。時々、脚をみてみると不自然な赤色だったのは覚えています。。脚をなめると、ざらざらしていて、ひどい味がしました。よく落ち込み、最後に誰かが撫でてくれた時のことなんて思い出せないほど孤独だったのです。

そして、人々は傷だらけの彼女を見て、たくさんの喧嘩をしてきた犬なんだと勘違いしていたのです。

コーキへの救い

コーキ

アメリカの動物シェルターがコーキのことを発見した時、彼女の体調は最悪でした。しかしすぐに、検査をして、彼女に何が起こったのかを発見しました。彼女の病気は、重度の疥癬だったのです。

疥癬とは?

疥癬(かいせん)は皮膚下に侵入した寄生虫によって起こります。寄生虫はあなたの体内にあるものを食べることによって繁殖します。そして、卵をいたるところに落としていきます。この卵から、皮膚下を動き、やむことのないとてもひどいかゆみを起こす何千もの寄生虫が生まれます。

時間が経てばたつほど、症状は悪化し、取り除くことが難しくなります。加えて、動物の肌とその見た目に大きな危害を加えるのです。

コーキの症状はとてもひどいものだったので、疥癬は何ヶ月も、または何年間にもおよぶものだったと考えられます。彼女の顔までにも影響を及ぼし、身体の全体どこにも毛が残っていませんでした。可愛らしい犬というよりは、ゾンビ犬のようになっていたのです。実際、呼吸にも問題が出てきて、苦しみだすようになっていました。

シェルターは、すぐに獣医による必要な治療を施しました。彼女の疥癬の状態はものすごく進行しており、輸血をしないといけない状態だったそうです。

コーキ

医者によると、コーキが食べ物を探して道を歩いていた時に殺鼠剤を飲み込んでしまったことが、疥癬の原因のようです。なんであったにしろ、コーキは助けてくれる人に見つかって幸運であったと言えます。

とても長く過酷なプロセスではありましたが、手術はうまくいきました。また毛が生え始め、脚も通常の形に戻り、皮膚も赤くありません。そして、しっかりと呼吸し、彼女の体調は外部も内部もしっかりと変わりました。

現在コーキは昔と比べると、全く別の犬です。みんな彼女を見て一緒に遊びたくなるでしょう。しかし、一つだけ変わらないこともあります。それは彼女の人懐っこさと美しい性格です。これは以前は多くの人がみることのできなかった事実なのです。

コーキのように、これからはどんな見た目の犬でも助けてあげるのが私たちの役目と言えるでしょう。

写真のソース:www.upsocl.com