家族の愛情に救われた全身麻痺のティボ

· 2018年9月24日

ある朝、犬のティボが目を覚ますと体を動かすことができなくなっていました。この非常に深刻な症状にもかかわらず、ティボの飼い主は前向きに介護を続け、治療法を見つけてティボを救うことができたのです。また、ティボの飼い主は同じような経験をしている人々を励ますために、ある動画を作りました。

忘れられない特別な日

その日の朝も、ティボの飼い主レオナルドは、いつものように窓を開けて庭を見渡しました。そしていつものように彼のペットである大きな黒い犬のティボが朝の挨拶をしにくるのを待っていました。しかし、その日は様子が違い、ティボはいつまで経っても現れませんでした。レオナルドは、ティボが何かいたずらをして隠れていると思い、ティボの名前を呼び始めました。

時間が経つにつれ、心配になったレオナルドは、ティボがいつも寝ている場所へ様子を見に行きました。そこにはティボの姿があり、ティボはレオナルドのことを見ましたが体を動かすことができませんでした。目はしっかり開いていましたが、体が全く動かなかったのです。

レオナルドは後に当時のことをこう振り返っています。「その時恐怖を感じました。ティボは怪我をしている様子はなく、目も開いていて尻尾も振っていましたが、残りの部分は全く動かなかったのです。足を持ち上げて手を離すと同時に足はダランと地面に落ちてしまいました。」レオナルドは50キロ以上もあるティボを持ち上げて街の獣医に連れて行きました。そこでティボは検査を受けることになりました。

診断

初めのうちには、獣医が診断をつけるのは容易ではありませんでした。何かにぶつかったのかもしれないし、刺されたのかもしれない、化学物質の毒が原因かもしれないし、どこからか落ちたのかもしれない、と理由ははっきりしませんでした。確かだったのは、ティボの体には力が全くはいっていないと言うことだけでした。獣医は麻痺したティボを助けるために何もすることができませんでした。

レオナルドと家族は非常に心配していました。レオナルドと彼の妻が、子供たちに一体何が起きているのかを説明するのは容易なことではありませんでした。子供たちはとても悲しみ、ティボの身に起こっている得体の知れない出来事を恐ろしく感じました。「子供たちに家族の絵を描いてと言えば、そこには必ずティボの絵も描かれていました。苦しんでいるティボを見て私たち家族も非常に辛い思いをしました。」

更なる検査

麻痺したティボのために、多くの検査をして原因を解明してほしいと家族は主張しました。レオナルドはティボをいろいろな獣医に連れて行き検査を続けました。しかし、どの獣医もティボに何が起こっているのか説明することができませんでした。ティボは針で刺したり、足を曲げたりするような反射検査に全く反応しませんでした。彼の足は全く機能していなかったのです。

ティボは不満を言ったり泣いたり痛みを感じてはいませんでしたが、刺激に対する感度は低く、体を動かす能力は全く機能しておらず完全に麻痺していました。

最初のコルチコステロイドとビタミンの注射は効果が見られませんでしたが、レオナルドは諦める事はありませんでした。「犬の理学療法士を探して、医師と相談して電気療法を始めたのです。医師は、ティボの筋力をアップするための運動と体を刺激するためのマッサージの方法を教えてくれました。

理学療法

そして、この理学療法はティボに良い効果をもたらしました。理学療法を続け一生懸命リハビリに励むうちに、ついに刺激に反応し始めたのです。また、レオナルド一家は新しい子犬を飼うことを思いつきました。新しく家族の一員となったのは遊ぶのが大好きなプードルで、ティボにもっと動きたいというモチベーションを与えました。

ティボが達成したことの1つは、数秒間立つことでした。この小さな進歩は理学療法のリハビリを続けるモチベーションとなりました。さらに、夏になると、家族はティボと一緒に水の中でリハビリを始めたのです。

この理学療法を始めてからわずか1ヵ月でティボの足に動きが戻ってきました。ついにティボは立つことができ半年ぶりに歩くことができるようになりました。

粘り強さの重要性

ティボの家族は、人々にどんな困難にも粘り強く、諦めないで立ち向かわなければならないと言うインスピレーションを与えました。レオナルドは以下のように語っています。

「すべての獣医は病気の原因は不明だけれど、ティボに少し時間を与えるようにアドバイスをくれました。しかし同じような状況に面した人々の中には、犬が苦痛にもがき麻痺しているのに耐えられない人もいます。そのため犬を安楽死させてしまいます。辛い状況でも諦めず、安楽死を避けるために、私たちはビデオ作ってYouTubeに投稿しました。同じような経験をしている人々がこの動画を見てくれることを願っています。」

ソーシャルメディアの影響はすぐに現れました。世界中の様々な場所から、諦めずに献身的にティボをケアしたこととYouTubeによって情報を提供したことについて感謝のメッセージが届きました。

犬の愛

犬を愛するということは簡単に見えるかもしれませんが、単純に犬を愛しあなたが望むものを与えているだけでは本当の意味では理解できていません。犬に愛情を与える事は、ポジティブな感情を持ち犬にとってなにが最善であるかを考えてあげることです。こうすることによって、動物は愛されてると感じ安らぎを得られるようになるでしょう。

https://myanimals.com/tibo-a-paralyzed-dog-that-began-to-walk-again-thanks-to-the-love-from-his-family/